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表現と感じる力

その昔 
易者が吾をいぶかりておりたりと
言いぬ面会の母が

これは70年代安保を生きた、ある死刑囚の詠んだ歌である。


法治国家である日本には死刑という刑罰が存在する。
その刑罰には人それぞれの見解があるけれど、命というものの重さには(人それぞれ)は許されるはずはないと思う。

僕は死刑廃止論者では絶対にないけれど、彼がしてしまった物事をひとときだけ棚上げさせていただけるのならば、表現をするという素晴らしさ人間らしさは、また別の次元であって欲しいと思ってしまうのだ。

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