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パーツデザイン/2006.08.20

過去を振返ると新しい自分に出会えます。
いや新しい自分というより思い出して
新しい視点にでしょうか。

工業品デザイン。
良いデザインと好きなデザインは
必ずしも一致しません。
良いデザイン」って使い方に沿った
デザインが設計されている。
だから使い勝手がいい。
使い勝手が悪ければそれはデザインとして
機能を満たしていない。

でも「好きなデザイン」には記憶と関係が
あります。
これまで自分が経験した記憶ととても
密接な関係があると思います。
良い記憶や思い出に刻まれているなら
それは好きに近いもの。

記憶ですから千差万別。
つまり同じものはない。
それでも多くの人が良い記憶なら
それは万人に共通したデザインに
成りえます。

20年前の自分に出会うと面白い。
当時、好きなデザインが今もそうとは
限りません。
記憶は常に上書きしているので。

それでも当時の記憶が蘇ると新鮮です。
ああ、まだあのデザインに出会っていない。
それも大事な視点。
良いデザインの軸はあまり変わりませんが
好きなデザインはいつも変化しても
いいのでは

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