読書は拡大と深化を伴う自己との対話

最近読んだ本

ケヴィン・ケリー「〈インターネット〉の次に来るもの」


ニック・マジューリ「JUST KEEP BUYING」


伊藤穰一+ジェフ・ハウ「9プリンシプルズ」

インターネットの次にくるもの

ケヴィン・ケリーの本は2016年に発売されていた。web2社会を分析する中で、第一次産業革命からの人間の暮らしの変化がまとめてある。読後トラッキングを全拒否することをやめた。道具として活用していけばいいのだと思えるようになった。

just keep buying

ニック・マジューリはミレニアル世代のデータサイエンティストで、ドルコスト平均法がコロナ後も有効であることをデータをもとに示してくれていた。AIによってブルシットジョブが減り、フロムの言うヒューマニズム的側面が人々の仕事に戻り、二宮尊徳の教えが活きる社会に成っていけば良いなと思う。

9プリンシプルズ

伊藤穰一さんの見るweb3社会は魅力的。joiさんの視点をもっと知りたいと思って本も読むことにした。すぐ借りられたのがこの本で2017年発刊のもの。まだ第一章で、テーマは権威より創発。

創発なだけに複雑系の科学のアイデアが沢山でてくる。20歳頃に、なんて面白い学問だろうと思った複雑系とまた出会えた。やはり面白い。相転移といった懐かしい言葉、忘れていた概念とも再会。20数年経って、メタファーとして再活用していきたいと思えた。
本はまだまだ序盤。読み進めるのが楽しみ。

joiさんは他分野の学問と文化を縦横無尽にツアーしてくれる感じで、それを現代に落とし込んでくれるのが面白い。それでも6年前の情報。

私と読書

比較でも競争でもない、自己との対話
終わりのない勉強
一生の遊び

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