きんきょ

今は某所で作詞をしています。
最近は全然作業してません(え
プチプチ進めては寝かせて読んでの繰り返し
曲の人とのペース感が合うので良い意味で放置されてるけど
曲もらってから半年近く放置しているので無駄に焦る。

正直問題なところは無い(?
単純に作業時間と気持ちが走るタイミングが合わないだけ。
正直言えば99%出来ているし、もう出しても良い気がする。
ただ惜しい(?)だけで置いているだけの気もする。

何が惜しいのかというと「作っている自分」を
自分で取っておきたいだけなのだと思う。
「作っている自分」が終わってしまえば
「何もしていない自分」になってしまうのが怖くて。

メチャクチャ酷い話で、見下してるわけじゃ無いけど
多少でも優越感は少し欲しくて落書き以下なのに絵を描いたり
そこまででもない歌詞を脳内で大量生産したり
この文字だってばーっと歌詞化してしまえば出来る。
もうその辺は適当に文字置いてけば良いだけだし(を

けどやってることは「何かをしている自分」を抱えたまま
「何もしていない自分」が出来る楽しみを楽しんでる。
だからなんというか「優越感を人質に生きてる」みたいな。

殆どの人は何かを成し遂げることが無くても
特に何も思わずに楽しく生きていける(と思っている)
もちろんそれぞれの苦難艱難はあるとしても。

創作そのものを負い目で作ってるわけじゃないし
ちょっとした思考実験程度で作っているだけなので
ある程度結果が揃ってくると飽きてしまうから
特定のフィールドに居続けることもあまりない。
ただ、文字に関しては初期投資が少ない割に
試せることが多いので扱いやすいのがあります。

詩でも良いけど、詩はかっこつけてる感じが好きくない。
格好つけてると言うよりは…うーん…
「かっこいいことは書けるけど、バカなことは書けない」感じが
手枷足枷な感じがしてしまうので(個人の偏見です…)
歌詞はどちらかというと語感メインでフワッとでも
伝われば良いし、伝わらなくても良いし、そもそも文章として
成り立って無くても全然構わないしすごく楽。
本当は詩もそんなジャンルの筈だけど、風潮として
「こうあるべき感」を私が感じてしまうので。

正直、作業時間だけで言えば数週間でポンッと終わりそうなのを
自分の優越感を手にしたいだけの醜い感情で
伸ばし伸ばしにしているのがすごくすごくどうしようもない。
自分だけでやってることなら本当にどうでもいいんだけど
せっかく私に付き合ってくれている人に申し訳ない。

色々考える「とにかく終わらせる」「同業他者を見る」
「出来上がって無くても見せて意見もらえ」「優越感に縋るな」
体調の悪さはなんとか安定のさせ方を覚え始めて
後は作業時間と小さな決断を何度もするだけ。

難しいことをしてるわけじゃない、シンプルな繰り返しだ。
同じようにいくらでも言い訳が出来るじゃないか。
逃げ口上を繰り返して笑うことが出来るだろう?
同じように創作へ逃げてどうしようもない微塵の決意を
何度も繰り返せば良い。文字数なんてたいしたことはない。
レンズの焦点を合わせてしまえば終わるだけの作業を
ぼかして放ったままにするのはもうやめたい。

きっといつまでも時間は繰り返してはくれない。
明日そこに居られる保証なんてどこにもないのだから。
学生みたいな古臭い狭っ苦しい全能感ですら
いつ老いに全てを引き渡して枯れ果てるか知らない。

結局楽しくないと何もしたくないから
そこで遊べるようにしておかないと行けない。
遊べないところに私が行く必要は無い。
だからそこで私は遊べないと行けないから。

みんなが遊べる遊びを私はうまく出来ない。
その中で数少ない遊びを手放してまで
老いに餌を与えるほど何も残せてやしないくせに。

最後に、本当に最後に遊べるとしたらそれは
手を離したその先に新たな世界を繋げられるような。
私を誰も知らないままで笑顔が続いていけば良い。

どうせ最初から何も持っていなかったのに
手にしたふりをして優越感に浸るなんて
まだ手書きの身分証明書の方が安心できるよね。

明確な悪じゃない、強烈な毒じゃない
全身にジワジワ回って思考も奪われるような
そのままでは全て入れ替わってしまう。
自分の証明をするとかそんな大層なことじゃない。
裏路地でクスクス笑うだけの言葉遊びだ。
そんなものに優越感を抱くなんておままごと
そろそろ卒業しなければ。

…と言うわけで作業を進めます。
普段ならこの辺の感覚も歌詞っぽくまとめますけど
たまに口語体で延々書いてたい時があるです。
歌詞でも口語体はよく使われますけどね。
歌うのも好きなので語感が楽しいと書いても楽しいです。

何度も言いますが作業が難しいわけじゃなくて
「完了して手放す」のがしにくい精神状態なだけで
もう本当に色々申し訳ないんです…だめだなぁ…

でも「なにもできないまま」ってのも楽だろうなぁ…と
ふと思ってしまうのです。
そこから少しでも何か出来たら嬉しいでしょうし。
だからずっと最底辺の感覚でいたいのです。
何かがまともに出来るようになったら二度と
「出来ない側」には立てなくなる気がするので。

時間の過ごし方を気をつけないと…
検索と推察だけで延々時間を溶かしている…
心身の安定を長く望むけど、そんなわけはない。
それはすぐに終わるから、これをすぐに終えたいのです。


何ら中身の無い文章を書くことを生き甲斐にしてる人生丸ごと無駄潰しまっしぐらYeah!☆稀に詩のような雑文が表示されますが脳内バグの仕様です(どっち