雨の脈拍

おばあちゃんと一緒に眠る時
雨だれの音が気になって眠れない時があった
休んでいるおばあちゃんにそう言うと
「これは雨の脈だよ」と私に言う

「雨は生き物だよ。機械みたいにずっと同じ降り方はしない
だからこの音は雨が生きている証の音なんだよ」と。
そう行って再び眠りに就いてしまったおばあちゃんだけど
私は音のことよりももっと気になることが出来た

「雨の顔はどんなだろう」「雨の気持ちはどんなだろう」
「雨は女の人かな、男の人かな」「雨も怖いものがあるのかな」
たくさんの疑問が頭をよぎる中で、いつしか私も眠っていた
雨だれの音が気になる夜はいつも思い出す

小さなたくさんの可愛い不思議たちを。

何ら中身の無い文章を書くことを生き甲斐にしてる人生丸ごと無駄潰しまっしぐらYeah!☆稀に詩のような雑文が表示されますが脳内バグの仕様です(どっち