今回の地震、地震学者の方が地下水の影響が考えられると報道されてました。
下の記事に図式があります。
が、今回のものではなく、「2022年6月20日」の記事なのです。
「2022年6月19日」に起きたM5.4の能登地震についての報道です。
この間、「2023年5月5日」にも能登半島はM6.5の地震に見舞われ、今回はさらに強いM7.6の地震に襲われたということです。
今回の報道でも同じ様な図表が出ていました。
つまり、今回3年間で3回も大地震に見舞われているということです。
この地下水の滞留によって、地盤が上昇している説もあります。
こちらのニュースの西村先生のお言葉を引用すると、
さらに、
この地面の隆起の原因の一つと考えられているのは、黒部と宇奈月ダムに溜まった土砂を黒部川へ流す”排砂”。
この砂のせいで、地下水脈が埋まっている可能性があるらしいです。
排砂問題は、1990年代から問題になっており、漁業従事者と電力会社の間で裁判にまでなっているそう。(和解成立にて終了)
このドキュメンタリーは2010年に作られています。
漁業面は現在どうなっているのかわかりませんが、多量の土砂が何らかの影響を引き起こしている可能性があるようです。。
年末に吉村昭氏の『高熱隧道』を読了したところでした。
多数の犠牲者を出しつつも続けられた黒部ダムの難工事を描いたノンフィクション。
まさかこのダムの話が地震と繋がるとは。。
(当方はあくまでも報道された内容を集めただけで、今後、相関関係や因果関係が解明されたり、地震の発生を防ぐことができるのかはわかりません)