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【続いてる写経 1448日め】奥大和の旅、丹生川上神社、天河大辨財天社へ

Introduction 奥大和の秘境神社ツアー

近ツリさんの通好みツアーを発見。
岡野玲子さん版マンガ『陰陽師』の8巻の雨乞い神社を訪れる話と辿る場所が一緒
玉置神社様に行きたかったので、年度末に無理予定つっこみました。

まずは東京駅から新幹線で京都、近鉄特急で大和八木、そこから中型バスで奥大和へ。
目的地はどこも秘境にあり、アクセスしにくいことから"呼ばれないと行けない"と言われている神社です。

丹生川上神社中社

丹生川上神社三社の本命と言われる神社。
神主さんからご由緒などお話を伺ったあと、境内散策。
ご神水はバケツをつかって汲み取る式

井戸とバケツ、撫でフクロウは苦労を拭ってくれます

夫婦岩は伊弉諾様と伊奘冉様の求愛を再現できる8の字周りできます。

願いを叶えてくれる叶え杉。
熱心にお参りする方の姿も。

川は雨空でもこの美しさ。
これだけでもすごい。

お願い叶えてくれる杉が多数


夢淵は高見川(丹生川)・日裏川・四郷川の三つの川が交わる場所です。

この夢殿の不思議な川の三叉路も、まさに『陰陽師』に出てきた場所。

夢淵は川の三叉路


不動明王が滝の上にお祀りされてました


なんと言っても龍神の瀧…その放つパワーに揺さぶられました
ここはカメラを安易に向けてはならない感じで、ちょいと手が震えました。

龍神の瀧


龍玉というおまじないの玉を滝壺に投げ入れ、心願成就祈願。

水に溶ける原料で出来ているそう

瀧の前では全身の感覚が揺さぶられました

鈍い人でもこれほどエネルギーを感じる、わかりやすい場所は少ないのでは。
うむうむ、すごかった…。まさに震為雷

丹生川上神社上社

興奮冷めやらぬ状態で、次は丹生川上神社上社へ。

ここはダムでもとの境内地から遷宮されたお宮で、新しくてきれいでした。

美内すずえ先生の色紙が❗️


かつての本宮遥拝所で大祓祝詞をあげてみたら、
空に龍神様が現れた⁉️

龍神様のお顔に見えるのだけど…

晴れていたら見晴らし良いだろうなぁ。

丹生川上神社下社

正直、丹生川上神社の三社の中で、たぶんいちばんすごいのは最初の中社だろうと、ファーストインパクトから推察していました。

が、下社は別の意味ですごかった。

ナゾの石🪨多し

平安時代、水利の神へのご祈祷が行われていた丹生川上神社の場所は、応仁の乱以降正確には不明となっていたそう。それが明治維新後の調査をへて、最終的に候補となった三社を上社、中社、下社としました。

が、登記上は中社が「丹生川上神社」となっているらしいです。

が、下社の宮司さんの話によると、文献に残された記述や神社の配置などを考えると、
下社がかつての「丹生川上神社」に間違いないとおっしゃるのです。
ちゃんと複数の根拠があるのでした。

拝殿に飾られた島の絵かポイント


この話、情報量多すぎてまだ整理がつかないのでまた別途まとめよう…。

五芒星とか、レイラインとかお好きな方は是非訪れて欲しいところ。

宮司さんは、その日に時間あれば説明してくれるそうです。

大峯本宮天河大辨財天社

ここは芸能の神として有名で、芸能人のご信奉も篤い場所。
本殿の作りが変わっていて、境内の階段登って左側。右は神楽殿。

神楽殿が本殿の目の前



本殿の鈴は五十鈴という、三つの玉が繋がった形。鳴らし方が少し難しいのですが、うまく響くと銅羅のような、ドラゴンの鳴き声(イメージ)のような音がします。

2つの五十鈴が重なってます


ここは修験道の役行者が開いたと大峯山本宮とのこと。ナゾの天石が3つありました。
弁天様をお祀りしているだけに、洗練された女性的雰囲気。

右側は3つの天石


天河様の問い面には来迎院という真言宗のお寺。境内の大銀杏は空海さんが植えたという伝説ありです。

来迎院と大銀杏の木

天河様を最初に来ていたら話が違ったかもですが、若干印象薄く…。

丹生川上神社中社の龍神滝と、下社の神主さんの話とキャラの印象強すぎた。

おまけ ゆの里

この日の宿泊地はルートイン橋本。こんなに近くにいるのに、行かないわけには行きません。
ホテルを単身抜け出し、
空海さんゆかりの温泉地、ゆの里へ。

写真撮り損ねました…。

やっぱりここのお風呂は格別です。
なぜ、流すだけで髪がツルツルになるのだろう…。
ジェットバスで身体ほぐして、サウナで汗出して…。

全身ツルツル、ホカホカ。
明日に備えてお休みなさい。

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