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GAS|Webhook URL を公開する|非エンジニアのための「Google Apps Script」

Google Apps Script(GAS)bot(ボット)などのサービスを実現するには、「Webhook URL」を公開する必要があります。

Webhook」とは、例えば LINE や Chatwork などの「外部サービス」からリアルタイムに情報を受信するための仕組みです。LINE や Chatwork などがアクセス(情報を送信)する先は、公開された URL です。

▲図解(Webhook のイメージ)

以下では、GAS の「Webhook URL」を公開する手順を解説します。


# ウェブ アプリケーションとして導入する

以下のように、プロジェクト画面のメニュー「公開」から「ウェブ アプリケーションとして導入」を選択します。

「公開」するために、「プロジェクト(スクリプト)」が完成している必要はありません。

▲「ウェブ アプリケーションとして導入」を選択

以下のダイアログが表示されます。

プロジェクト バージョン」は「New」を、「次のユーザーとしてアプリケーションを実行」は「自分(メールアドレス)」を、「アプリケーションにアクセスできるユーザー」は「全員(匿名ユーザーを含む)」を選択します。

▲ウェブ アプリケーションとして導入

青い「導入」ボタンをクリックします。

▲このプロジェクトをウェブ アプリケーションとして導入しました。

現在のウェブ アプリケーションの URL」欄に表示されている URLが、全世界に公開された URL です。

現在のウェブ アプリケーションの URL:
https://script.google.com/macros/s/AKfycbzpzcLQ4ZAGo51cjXozaJDO9X99o1YVrA8nXsoNqVJaOEc801mB/exec

この URL を、GAS の「Webhook URL」として使います。

「非公開」にはできませんので、第三者に漏洩しないように取り扱いには十分にご注意ください(上記は記事執筆用のダミー URL です)。

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