昆虫食で本当に食料危機は救える? 少子化を無視した勢いだけの話
※今回は、リハビリや私の体験談とはまったく関係のない記事です。
昆虫食ブームの背景
先日、テレビを見ていると、ある大学で昆虫食に親しむ会が開かれていると報道されていました。
昆虫食についてテレビやネットでみかけることが多くなった気がします。
昆虫食が注目されている背景には、「食糧危機」があるとされています。
2050年には世界の人口が100億人を超え、食料の供給が追いつかなくなるとのこと。
タンパク質や栄養価の高い、昆虫食が食糧危機の対策として注目されているようです。
しかし、本当にそうなのでしょうか?
疑問は次の2つです。
✅世界の人口は、本当に増えていくのだろうか?
✅昆虫以外のものを食べたらいいのではないだろうか?
少子化が進む現実
実は現在、世界中で少子化が進んでいます。
特に韓国は深刻で、合計特殊出生率はなんと0.8。
アフリカですら、かつては合計特殊出生率が7だったものが、現在では約3にまで下がっています。
このような状況を考えると、2050年に100億人を超えるという試算が妥当なのか、疑問が残ります。
おから活用の提案
また、食糧危機の解決に昆虫食が注目されているというのも、一概には肯定できません。
日本では年間70万トンものおからが廃棄されています。
昆虫を70万トン食べるより、廃棄されている70万トンのおからを食べる方が、環境にもやさしく、栄養価も高いと考えられます。
コオロギ食が給食に出たり、ビスケットに入っていたり、問題視されたことがありました。
かつての日本は飢饉を何度も経験しています。
私たちのご先祖さま立ちは、イナゴは食べたのに、コオロギは食べなかったのです。
そこには、なにか理由があるはずです。
安易にコオロギ食に走る理由が分かりません。
情報を鵜呑みにしないことが大切
マスコミが情報を流せば正しいというわけではありません。
かつてはテレビしか情報を手に入れる場所がありませんでしたが、今はインターネットで様々な情報を手に入れることができます。
情報弱者(情弱)は搾取されたり、騙されたりする可能性があります。
自ら情報を集め、知識武装をしていかないと、おかしな情報に振り回され、数年後には後悔することになりかねません。
情報を鵜呑みにせず、自分自身で情報を集め、考え、判断することが重要です。
私からの提言
私からの提言はたった1つです。
虫より、おからを食べませんか?
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