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いらっしゃいま(∩´∀`)∩皆様から3つキーワードと内容指定(おまかせ可)をもらってショートショート書いてます!コソコソ活動してましたが沢山の方に知ってもらいたく始めました!気になる方は是非コメント、DM、フォローおねがいしまっす! #ショートショート #オーダーメイド #三題噺

最近の記事

【会いたい】純愛 すれ違い 切なさ【会いたい】これはフィクションか【過去作垂れ流し】

純愛 すれ違い 切なさ あなた無しでは生きられないと思っていました。この世界にあなたという人がいるということを知ってから私が産まれたのだと思います。あなたと出会うまで、それなりに人生の経験をしてきました。生来から見目については美しく、仕事でもそれなりの責任を果たしています。恋愛も恐らく人並以上に経験したと思います。しかしそれは私にとって心が躍るというわけではなく、欲の掃きだめであり、人生において必要となるであろう事柄を学ぶための行動といった程度でした。「愛している」と言われ

    • 【こんな学生生活送りたかった】学校 自然 窓際 学園系【Fuuちゃんへ】

      学校 自然 窓際 学園系 大教室の1番端っこに座り、窓の外を見る。朝から雨が降っていて何となく気分が乗らない。黒板の前では、いつ死んでもおかしくなさそうなおじいちゃん教授がくぐもった声で講義を進めている。聞き取りづらいと評判の講義ではあるが、試験は易しく資料の持ち込みあり。普段の講義は遅刻、途中退席、睡眠学習、内職さえもやりたい放題という緩さで人気を集めている。大学進学のため地元を離れて一年が経った。勉強や人間関係、アルバイト、慣れない一人暮らしといった不安はあったが、今は

      • 【( ;∀;)】琴線に触れる【ノンフィクション?】

        「ありがとう」と心から。 唾を吐き、踏み躙りたくなる日常も。 両手でそっと掬い上げたくなる非日常に繋がっているらしい。 なんで。どうして。もう嫌だ。 そんな気持ちばかりの日常も。 言葉にできない、しない感謝に繋がった。 悩みの種は人間です しかし、生きる希望を与えてくれるのも人間です。 もう一度あなたに会いたい。 ありがとう。 ありがとう。 ありがとう。 ©yasu2024

        • 【エゴ】偏りを海に浸ける【サドマゾ】

          偏りを海に浸ける 夜の浜辺を僕達は歩く。割れてしまった子供用の手鏡に、月がいくつも映り込んでいる。なんでこんな見え方になるんだろうか。この世には不思議でわからないことがありすぎる。寄せては返す波は時折大きく砂浜を侵食し、汀に転がる貝殻がカラカラと響かせる。ここ最近、目の前で次から次へと価値観が通り抜けていくのを見続けていたからか、僕は、僕というモノが何だかよくわからなくなっていた。 海は人間の涙でできているんだよ。君は言う。悲しみや悔しさ喜びといった涙全てがこの星の海とな

        【会いたい】純愛 すれ違い 切なさ【会いたい】これはフィクションか【過去作垂れ流し】

          【現代~未来のSNSをイメージ】男女の友情 SNS 別れの始まり【椅子さんへ】

          男女の友情 SNS 別れと始まり 人々の眩しい生活の場面が垂れ流されている。『〇〇旅行!帰りたくないけど息抜きできた!また来週からがんばれ自分w』胸糞が悪い。『相方と〇〇食べた!めっちゃうま』その加工されすぎた相方と写った写真は、到底普通に生まれた人類の顔とはかけ離れている。それをかわいいと礼賛する閲覧者達。傍観者としては気持ちの悪い馴れ合いにしか見えないのだが、自己顕示欲と承認欲求の為に生きている物達の必死な馴れ合いは、酷く滑稽に見える。私が他人と交わらないようにしてい

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          【過去作】横断歩道にて【垂れ流すPART2】

          横断歩道にて 少しずつできないことが多くなってきて、指折りで数えられた不安は、両手の指では足りなくなりました。気づけば頭の中は不安でいっぱいです。最近横断歩道を渡るのがとても怖いのです。歩行者用の信号機の青色には歩き出す人間が描かれていますが、私は本当に進んでもいいんでしょうか?もしかしたら他の人間にだけに向けたサインで、私は渡ってはいけないという意味ではないですよね?もし違ったとしても、注意して進めという青色が強制的に背中を押してくるから、私は歩き出し、体と心が乖離してい

          【過去作】横断歩道にて【垂れ流すPART2】

          【9000字くらい】海 笛 最初の存在【私とわたしは似て非なる】

          海 笛 最初の存在 (悲しい恋) 山々が連なる空中都市の一角。かつて栄華を極めた姿は今の光景からは想像もできない。折れた柱の断面にはココペリが腰をかけ、笛を吹いている。ピポパポ、パポピペ。生きとし生けるものはこの笛を聞くと幸せがやってくると信じている。その音色は儚く、そして優しく響いている。壊れた石造りの建物は、何者かとの戦火により破壊されてしまったのだろう。月明かりによるその印影は地面に映されるも、それが建物の一部とは到底理解できない。むしろ草木や樹木といった自然が生み

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          【過去作】自転車と猫と銀河鉄道【垂れ流す】

          自転車と猫と銀河鉄道 パラパラとノートが風でめくれている。 どうやらここは風が吹く星らしい。 銀河鉄道の3両目。喫煙車両の窓際で女が煙草を吹かしている。どういう仕組みかはよくわからないが、換気扇の様な装置が作動し、煙草の煙は車外へ吸い込まれていった。銀河系を地球時間の1時間ほど前に通過し、現在スペーススペース2区を銀河鉄道が疾走している。昔は線路が敷かれていたそうだが、現在は何もない空間を電波的な何かの働きにより運行している。宇宙旅行も以前と比べると格段に行きやすくなった

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          【9000字くらい】チーズナン 酒 33歳【椅子さんへ】

          チーズナン 酒 33歳 仕事が終わった。今日はみんなが早々と職場を後にしている。僕もそれと同じように事務所を出て、電車に乗る。辺りを見回してみると、いつもより人気が少ない気がした。そして心無しか電車に乗っている人達が皆、何かを諦めた表情をしているような気がする。いや、きっと気のせいではないだろう。駅からアパートへ向かう道のりをゆっくりと踏みしめる。すれ違う人達もまばらで、商店街の明かりもいつもよりおとなしく見えた。正面から親子が歩いてくる。真ん中にいる子供は嬉しそうに笑顔を

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          【2500文字くらい】薄っぺらい話【ほんとペラペラな話】

          薄っぺらい話 少し涼しくなってきて、気持ちいい空気のせいか脳に隙間が生まれてしまった。暗い夜道を歩きながらあなたと共に過ごしていた日々の事が蘇る。そこの角を曲がったらあなたがいてくれたらいいのに、などと絶対にありえない想像をしてしまう。ため息混じりに、そんなことはあるわけないんだと自分に強く言い聞かせた。イヤホンからはパッヘルベルが流れている。その極めて繊細な音色からか何故か涙がこぼれた。悲しいのか切ないのか、その正体はわからない。しかし涙が溢れて止まらないのだ。物悲しいと

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          【9000字くらい】メンマ レモンサワー キムチ【同じ空の下にいる】

          メンマ レモンサワー キムチ ひっくり返った体内時計は、常人が過ごす一日とは正反対になってしまった。いつの間にこんな生活になったのかと思い出そうとしてみたが、大して意味がないことだったからすぐにやめた。クタクタの部屋着を着、近くの公園でお気に入りのレモンサワーを一晩中飲み散らかしていたが、もう朝陽が上ろうとしている。空き缶の多さで、無為な時間を過ごしたんだと確認する。こんな所で何をしているんだろうと思ったけれど、心身を削って過ごしていた場所から逃げてきた私にとって、今の生活

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          【9000字ほど】怪談 会談 階段【なんかようかい?】

          怪談 会談 階段 今ではもう使われていないボロ長屋の一室で、人ではない何かが話し込んでいる。一杯ひっかけてほろ酔い気分の人間の男がそれに気づき、長屋の壁の隙間から覗き込んだ。男は日々「家事をしろ子と遊べそして働けごくつぶし!」と罵声を浴びながら生きているから、目の前に広がる不思議な世界に興味津津だった。中では得体の知れない何かが、車座になって意見を出し合っているように見える。どうやら意見がまとまらず会談は紛糾しているようだ。「だからぁ!わしらが大きな声を出して、先祖代々受け

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          【10,000字あります】炎 リボン 朽ちた城【イヤミスを書きたかった】

          炎 リボン 朽ちた城 アコーディオンの音色が響いている。なんとなく物憂げで、胸が締め付けられた。どこかで誰かが演奏をしているんだろう。最近巷では子供達が姿を消すという事件が起こっている。そんな時なのだから、できるならもう少し明るく、心が弾むような曲を演じてほしいと思った。蝋燭の灯りが少しだけ揺れると、朽ち果てた古城の壁面に、自らの姿がゆらめく影になる。 人形師の青年は幼児サイズくらいのドレスを針と糸を使って縫い合わせている。その手先はとても器用で、寸分違わぬ糸の運びは機械

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          【大体8,000字6分くらいで読める】月に吠える【狼神と特異な人間の話】

          月に吠える サラリとした月光を浴びる。毎日チカチカと騒ぎ立てる星達は、満月の月明かりのおかげでいつもよりも静かにしている。しばらくの間、月を見上げていると、少しずつ雲がかかり始める。美しい朧月だ、と思っているうちに、少しずつ雨粒が体毛に当たり出した。 雨が降ると鼻が効きが悪くなる。恨めしそうに空を見上げると、ちょうど私の瞳に雨粒が落ちてきた。痛くも痒くもないけれど、少しばかり驚いた私は頭を中心に体をブルブルと震わせる。毛についていた雨粒を吹き飛ばすと、フワフワとした柔らか

          【大体8,000字6分くらいで読める】月に吠える【狼神と特異な人間の話】

          【およそ9000字】ロボット 人間 猫【やさしい世界線】

          ロボット 人間 猫 ①ボクがスリープから覚めると、目の前には、眠る前には苗木だった木が、大樹に成長していた。また電源が入ってしまったようだ。 ああ。ボクは温かい体に生まれたかった。何が入っているかよくわからないこの体はひどく冷たい。今はもうボクは朽ち果ててしまっていて、森の奥の方。ツタに絡まって、所々がもう錆びてしまっている。自然の力はとてもすごくて、幾重にも絡まったツタや木の根でボクは身動きが取れなくなってしまった。ツタに絡まれたまま木の根っこに体を預けているけど、ボディ

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          【4分くらいで読める】過ぎし日の面影に囚われ【そっと前に進めば】

          過ぎし日の面影に囚われ 寒くて、体がふわふわするんだ。足の震えも止まらない。怖くて怖くて仕方がないんだ。どうしたらこの体の震えは止まってくれるのだろうか。わからない。誰といてもなんだか孤独で。言葉を発さないニャーと鳴く猫だけが僕のそばにいてくれる。 ただこの猫だっていつまでも生きているわけではないんだ。この猫が死んだときのことを考えておく必要があるかもしれない。冷たく固まってしまって、瞳孔が開いた姿や、年老いて毛艶がなくなっていく所を見守っていくことになる。君を途中で投げ出

          【4分くらいで読める】過ぎし日の面影に囚われ【そっと前に進めば】