私が熟女だった頃⑤
チャータースクールとは、およそ30数年前にアメリカのミネソタ州の議会で成立、そして誕生した手作りの公立学校。
背景には若者の著しい学力低下、
彼らの学習意欲の向上を図るためにとられた政策ともいえる。
まさしくボランティアありきの社会
自分の得た知識や能力、価値あるものを地域社会に還元する!
学校では親が学校のために何ができるか?
子ども達は親がボランティアをしてる姿を見て育っているので、ボランティアをすることに抵抗はない。
そしてアメリカでは、就職前に書く履歴書にもボランティア活動の有無を記入する欄があるという。、
「チャータースクール」
いろんな運営方法があるけども、
子供の学力向上に責任を持つというのが大前提。
保護者も積極的に運営に関わることができる。
その責任を持つ代わりに学校の運営や通学先を選ぶことが可能である。
チャータースクールの運営費は、
地元の公立学校の費用と一致することと。
公務員として自分たちも働いてきたけど、、結果が求められるのがアメリカ。
先生としての資質が欠けてたり、ちょっと結果が出ない場合は、公務員であろうとその教師を罷免することもできると。
学力の向上の結果が出なかったら、毎回契約を更新してチャータースクールの運営をどうするかっていうのを決めて良いと言う。
チャータースクールっていうのはそれぞれに個性を持った子供たちを育てるっていう意味で、画一的な学習や教え方では不可能だろう。
もちろんエリート教育も然り。
それぞれの認可された学校の個性、特徴が明確化されてるので、どのチャータースクールも狭き門だったと聞く。
もちろん保護者の選択肢も広がるからと、力を入れて視察してきました。
印象に残ったのは、保護者たちがボランティア活動で、朝食を食べないで来る子供たちのためにも7時半から門戸を開けて、朝の食事をそこで提供することもできていた。
また夕方も6時まで学校でクラブ活動など過ごして、迎えを待つことができるとも。
だから、保護者と教師がすごく一体となってその学校運営している。
ショックだったのは公務員であろうと結果の出ないようなスタッフは、クビにすることができると⁉️
公務員っていうのは、終身雇用というのが通常の概念だったので、ノルマをかけられてそれに向けて努力しなきゃいけないとは💦
全て結果責任につながるという。。
自由と資金ー結果と責任
チャータースクールで設立してもその代償は高く、結果につながらなければ契約更新できず廃校になってる事実。
これが公立学校の学校改革につながるよう、国は積極的にバックアップしているそうだ。
その頃確かに研修から帰ってきたら、人事評価とか事務評価とかそういう事業がやっぱり世間的に求められてきた。
やっぱり時代の流れがそういう風になってるんだなぁと思いました。
私たちが視察に行ったところは、決して地域的に裕福な地域ではなかった。
課題のある世帯が多い地域。
ただ子供たちは生き生きとした表情で、私どもが色紙での千羽鶴をプレゼントしたり、
その折り方を披露すると、
子供たちが飛びついてきましたね。
千代紙を持っていってたから、
日本の文化を広げるっていう意味では少しは反響があったかなぁと思ってます。
さぁ、明日が最後のnote!
奇しくも私たちが研修受けたニューヨークの街に🌇テロ爆破事件が起きたのは、この翌年でした(涙)
#ボランティア社会
#選択できる社会
#学校教育
#アメリカ社会
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