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アラ50アル中の2023振り返り その3~新たなライフワーク!?【アマチュアの●●●に昇格】〜

(その2から続く)

【第1位】
アマチュアのクレーマーに昇格(?)した!


 大きな出来事というか、第二位の宅トレに続き2023年に私の新たなライフワーク(?)になったのが、クレーム活動です。いや、決して褒めたものではないし、クレームなんて暇人のなせる技そのもの。いや、決して暇ではありませんでしたが、2023年は実に多くの時間をクレーム活動に費やし、私の肩書きに「アマチュアのクレーマー」が追加されました。

 まず、クレーマーについて改めておさらいしてみます。小学館の「デジタル大辞泉」によると、クレーマーとは“商品の欠陥、客への対応の仕方などについてしつこく苦情を言う人。特にその苦情が言いがかりと受け取られるような場合にいう。”とあります。

 さらに別のページには“クレームの中には、サービスの向上・改善につながる「良質なクレーム」もあれば、いわゆる「悪質クレーム」と呼ばれる、言いがかりに近いものもあります。”と記載されていました。

 元々クレーマー気質の私。自分のクレームを振り返ると「悪質」が9割だな……。と反省するとともに2023年は「良質」なクレームにもちょっぴり取り組んだした気がします。ゆえの、「アマチュアクレーマー」です。具体的な例をあげてみます。

▼VS家事代行サービス(クレーム解決までの所要時間:約2週間)
A社の家事代行サービスを利用した時のことだ。家事代行当日、A社から2人のおばさんがいらした。1人が実際に手を動かす方(多分時給制のパートさん)、そしてもう1人はA社の社員さん。一通り説明が終わった後、社員さんは私に「即金7,000円です」と告げた(その間パートさん? はボーっとしていた)。

 カード払いだと思っていて現金を持ち合わせていなかった私は呆然とした(自分擁護として、日々の暮らしはほぼカードなので現金は必要な時しか下ろさない)。「聞いてないです」と答えると、HPにちゃんと書いてあると言う。「持ち合わせが今ありません」と伝えたら、銀行に走って現金を下ろしてこい、とな。

 自宅から最寄りのATMまでは徒歩5分くらいだろうか。しかし私は当時、足が歩けないMAXで自宅の中でも杖をついていた。そんな簡単に銀行に行けっていうけど、行けるかよ……。「口座に振り込むから今日のところは」と許しを乞うも、現金払いじゃないとサービスは行えない、の一点張り。そしてA社のお2人は「一切何もせずに」私の自宅を後にした。

 すぐにHPを確認すると、キャンペーンページに現金払いとは書いていないものの全体のコースメニュー紹介のところに「初回は現金のみ」と小さく記載されてる~。しかも、予約確認メールにも注意書きで書いてあった~(苦笑)。

 確認不足の私が悪いのは大前提だが、HPについては正直これ、気づかないし、キャンペーンページにちゃんと現金払いって記載するべきだし、手持ちの現金がなくてATMが遠い人とかどーすんの? と、HPから問い合わせという名の苦情メールを送った。しかし返事は「キャンセル扱いになる。なんでもいいから金を振り込め」ってことだった。

 しぶしぶ代金を振り込んだ後に無性に腹が立った私は「これ、景表法違反じゃねえの?」とか思い、地域の消費生活センターに電話相談した。このセンターの方がやたらと良い人で、A社のHPを確認してくれた。
 
 センターの方からの返答は「確かに書いてあるので違反ではない。でも分かりづらいですね。指導をしておきます」とのこと。それでもまだ腹の虫が治まらない私は、消費者庁に電話をした。まあ、返事はセンターの方と一緒だった。しかし今のままじゃ私みたいに勘違いする消費者も続出するのでは……? まあ、知ったこっちゃない……んだべか。

 が、数日後。A社の偉い人? から電話がかかってきて、「HPを分かりやすく変更しました。代金も返金します」ってことだった。消費生活センターの方の指導のおかげだろう。別に返金して欲しいとかじゃなかったけど(いや、少しはあったのか)これで私みたいなケースは少しは減るはず。1クレーマーの執念が会社を変えて、未来の被害者を救ったのだ()。これぞ、良質なクレームではないか。
(景表法については、去年やっと薬機法管理者の資格を取ったので少しだけかじっていた。これ知らなかったら多分クレームつけられなかったな。変なところで資格が役に立った)

 これは単なる一例で、多分2023年の1年間で1000時間以上はクレームとか問い合わせに費やしたと思います()。クレームのエビデンスを調べたりなんだりの時間を含めたらもっとか。4社くらい巻き込んで解決まで3カ月間を要したクレームも。本当に迷惑な消費者だし、仕事しろよって。
 
 決して暇ではないはずなのに、なぜ私がこんなにクレーム活動にいそしんだ(いそしめた)のか。その答えは、次の【アラ50アル中の2023振り返り 番外編】で紹介したいと思います。
(【番外編】に続く)


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