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墓石の日付表記

彼岸に墓参り。古いお寺なので、古いお墓も多いが、墓石に刻まれた日付を見ていて、改めて「へえ」と思った。
この墓が建てられたのは寛文3年、刻まれている文字は「寛文三癸卯歳」、つまり1663年らしいが、日付が九月二十五日と刻まれている。
2023年が癸卯だったから、2024年3月は作られて360年(還暦が6回まわった記念すべき年。気づいたのも何かの縁か!)と半年になる。
二五日でも、廿五日でもなく「二十五日」。江戸時代の始め、元禄時代の少し前にはこういう表記をしていたのだなあ、と改めて気づいた。

九月二五日でも、廿五日でもなく「二十五日」。

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