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お地蔵様

散歩の途中に、お地蔵様にお参りする。

心を込めて掃除してあるのがよくわかる。
花も、生き生きしたのが生けてある。
手作りの服が、かわいい。

このお地蔵様は、隣の部落のお地蔵様だ。

私が、子供の頃は、お接待で、
ささげ豆のおむすびをもらっていた。
隣の部落なのに、
近いから持ってきていただいてた。
おすそ分けという感じ。
気持ちが嬉しい。
とてもおいしかったのを覚えている。
今は、ささげ豆がとても珍しい。
あの豆の独特の香りが懐かしい。

私の部落には、
阿弥陀さまというのがある。
年に1回ぐらい、
お世話の当番が回ってくる。
鍵が2重にかかっていて、当番以外の人はなかなかお参りできない。
お参りには、
わざわざ鍵を借りに行くことになる。

今は、団地に囲まれた中にあるので、
防犯のためなのかもしれない。
(お賽銭があるからかも)

昔はおおらかで良かったなと思う。

そういえば、祖母は、お地蔵様の服を縫っていました。
お地蔵様が、生活の中に溶け込んでいたんだなと思う。
もちろん、当番でもないのに、
よくお参りしてました。

お付き合い、ありがとうございました。

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