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変な俳句11

 百年の夏越へてきた大樹かな

 俳句島詩人の島は明易し

 親子鷹夢遥かなり甲子園

 耐へ忍び今の繁栄敗戦日

 幽霊も出るに出られぬ大暑かな

 水澄むや大根足を洗ひけり

 人類の歴史見守る月ひとつ

 少年のナイフで月の皮を剥く

 満月を詩人のきみは食わんとす

 四畳半わが空想の始発駅

以上10句でした。
主にてふてふというアプリに投稿してます。
満月の句は元々都々逸だったのを改造しました。

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