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でも決算書は読めない(2024/02/05)


 私は税理士試験の数科目ある科目のうち、「簿記論」と「財務諸表論」という2科目に合格しています。(一部科目合格であり、これだけでは税理士になれるわけではないです。)

↓過去の関連記事です。

 上述した「財務諸表論」という科目は、簡単に言うと決算書の作成の仕方などを問われます

 私が取得した簿記論と財務諸表論は、税理士試験の科目の中でも入門とされる科目ですが、合格するのは容易ではありませんでした。(合格率は例年10%台であることが多い。)

 簿記論は3回目の受験(学習期間約3年)、財務諸表論は1回目の受験(学習期間約1年)で合格しました。合格した年度の受験期間は、年齢は40歳を過ぎていましたが、人生で最も勉強しました。何なら大学受験のときより勉強したと思います。1日8時間以上勉強したことはそれまでなかったと思うので、吐きそうになりながら勉強していました。(実際にその一年はけっこう吐いた…)

 つまり、めちゃくちゃ勉強していたのですが、私は上記の過去記事でも触れていたように、この試験に対しては完全に「手段が目的」となってしまっており、自分の頭で何かを考えているということは一切なく、受験のための勉強・戦術・テクニック的なことを黙々と耐えて勉強していたわけです。(どのジャンルでも”受験勉強”においては、これはある意味仕方のないことではあるのですが。)

 で、当時は自分は会計や決算書に興味があると思っていたので、初心者向けの決算書の読み方の指南書など数冊読んだこともありました。



 が、決算書が全く読めない。というより読もうとしていないのかもしれない。(書籍は悪くないです。自分が悪いです。)

 曲がりなりにも財務諸表論に合格しているので、B/S、P/Lの仕組み、売上総利益、営業利益、経常利益、特別損益・・・売上原価、販管費・・・etcなどの概念は理解しているつもりですが、いわゆる「財務分析」ってやつができない。(税理士試験の財務諸表論では財務分析は試験範囲外。)営業利益率が何%だと~とか、原価率が何%だと~・・・といったことを、P/L見ただけで語れません。

 簿財までやっておきながら、「やっぱり私は数字には興味がないのかも・・・」などと内省するわけですが、簿財の受験勉強に突進していたときも、「決算書の読み方」の本を読んでいるときも、全く自分の頭で考えてなかった結果がこれですね。本を買い、いちおう目で追って読んで、「読んだ気」になって満足し、実際には垂れ流してしまって。 

 画像の書籍を買ったのは何年も前で、アウトプットのアの字も意識してなかったので、本当に全く内容が頭に入ってませんでした。

 今後読む本はアウトプットを意識して読みたい。

 ただの恥さらしの記事になっていますが、人生迷走中です。今後ともお付き合いいただければ幸いです。

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