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〜これから住宅を建てようと検討する教員へNo.1〜まずは、木造か鉄骨か?

私は、2年前ほどに、住宅を建てました。
教員という仕事で、結婚もして子どもも持ち、これを機会に!ということで、建てました。

住宅を建てるとき、、たくさん悩んだし、たくさん勉強もしました。
そのときのこと、そして今もなお、住宅のことを勉強するのは、楽しいので、たまに、住宅の話も書きたいです。

住宅のことで、知りたいことや聞いてみたいことあれば、ぜひコメント欄にて、知らせてください。

今日のテーマは、「木造か鉄骨か?」ということで、話していきます。
たくさん、これについては、、、もう
いろいろなサイトが挙げているので、、、これを見るよりもググった方がより、いろんな情報が出てきますので。ぜひそちらもチェックしてください。

今日の講義の結論↓

  • 木造にするか鉄骨かは、その土地の気候状況や場所による!

  • 耐震性で考えるなら、鉄骨有利。キーワードは、gal(ガル)の数値

  • 調湿性や断熱性で考えるなら、木造有利

それではいきます!

耐震性について

軸組と枠組み

木造であれ、鉄骨であれ、ハウスメーカーが、よく建てる方法に、
①「軸組」工法と、②「枠組み」工法があります。

①軸組工法
柱と柱を繋いで、支えていく方法。ぜひ、ググってみてね。

②枠組み工法
こちらは、「壁」で、建物全体を包んでいく方法。

さらに!
基本的に軸組工法なんだけど、軸組で作って、壁となる部分に、壁パネルを貼り付けて、両方にしている、、、なんてところも多いです。

これ、、どちらも、どちらの良さがあるのですが、
の枠組み工法の方が、私は、耐震性が強いと思います。

①の軸組だと、どうしても、点と点で繋いでいるので、そこに強い衝撃がかかると、外れやすい影響を受けると言われています。教員であれば、、イメージしやすいと思うのですが、、
棒で、立体を作るのと、面で、立体を作る違いに似ていると思います。

そうなると、、面で作る立体(建物)が、安定感があります。
なので、私も実際に建てる時には、パネル工法(枠組み)の方を選びました。個人の意見です。
とはいえ、枠組み工法の欠点は、壁と柱が一体となっているので、
後々リフォームしにくい、、、という点は、覚悟した方がいいでしょう。

さて、ここまでを踏まえた上で、
さらに、木造か鉄骨かという問題になります。

個人的に好きなのは、鉄骨です。
鉄骨の大手メーカー(ヘーベルハウスや積水ハウスなど)みていると、やっぱりカッコイイんですよね☆

耐震性においては、
鉄骨の方が強い傾向にあります。
ただし!!鉄骨の方が「揺れやすい」という傾向もあると思います。
勘違いしてはいけないのは、「耐震性がある」から「揺れない」というわけではありません!
「揺れはば」があっても、耐震性があることもあります。

でも、木造だから弱いというわけではありません、、、
鉄骨にも、負けない木造メーカーもたくさんあります。

結局、何を指標にすればよいかというと、、、

gal(ガル)」という数値だと思います。
2000galや3000galなど、
そのメーカーが、galまで、耐えられうるかということを数値的に見ることが、一番重要かと思います。

そういう数値的な面や、
部材自体の強さから言っても、鉄骨は、耐震性において強いですね。
とにかく、galの数値!これをよくみましょう。


調湿性、断熱性について

調湿性、つまり、建物内の湿気をコントロールしてくれる。これによって、外はジメジメしてるけど、中は、カラッと涼しい。
この役割は、木造の方が強いですね。

そして断熱性
最近特に!この断熱性は、一般の人も鋭く見ていますね!注目度が集まっています。

何かと言うと、

いかに!
家の外の熱を遮断し!
家の中の熱や空気を外に逃さないようにするか!
という機能

つまり、
夏だと、
熱い熱を守り、中を涼しく!
冬だと、
外の寒さを遮断し、家の中のあったかい空気を逃さない。


これによって
冷暖房の効きも良くなり、結果的に
家計、電気代が浮く!!

だから!最近みんなも注目してるんです!

この断熱性が悪いと、、
夏はあつくて、冬は寒い家になっちゃいます。
余計に冷暖房がかかる。

木造は、この点
熱を遮断しやすい。熱伝導率が低いので。
断熱性も自然と上がります。

鉄骨は、、この点どうしても、
鉄なので、、
熱い熱を吸収し、鉄骨のまわりの部材にも、その暑さを伝えてしまいます。

この断熱性については、
各メーカーさん
とっても工夫されています。

断熱材を工夫したり。
熱を通しにくい外壁にしたり。
ほんとに。
この断熱に関しては、またゆっくり語りたいですね!

まとめ


ここまでを踏まえて、
木造と鉄骨、それぞれの特徴をざっと言いました。

どっちがいいの?て聞きたくなりますが、

実際に!!
そんな簡単に決められますか!?

その土地、県の気候や風土によって。
状況って、まるで違います!!
加えて水害も、最近増えていますので、

土地の状況や
災害の起きる率と、どんな災害が起きやすいか
湿気の度合い等

そーゆーところも加味して
どちらか決めることが重要です。
ぜひ、ゆっくり検討してくださいね!

#住宅  #断熱性 #調湿性 #家づくり #耐震性
#gal  #地震 #災害 #ハウスメーカー

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