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教師の時間の作り方2「圧縮」

夏休みに入りました!!!
私も、子育てもありつつ、この夏休み
できるだけ!!生産性を上げて、たくさん!自分のやりたいことをやっていきたいです!!

そんな時に、普段の学校があるときに!
とっても忙しい先生たちにとって、自然としているワザがあります。
今回は、その「圧縮」について、話したいと思います。

結論!

  • 30分かかるものを5〜10分で終わらせようとする!!

  • 文書の作成や、学習プリントは、0から作らない。

  • できるだけ、先人たちが使っているものをリニューアルする

  • 毎日出す宿題は、答え合わせがしやすいものを出す!(一問一答形式など)

  • 提出物や、宿題をどのようにさばくか、事前に決める!


圧縮とは??

その名の通り、通常は30分かかりそうな仕事を、なんとかして、5〜10分に仕上げる。そのままwwです。
でも、この気持ちが、めちゃくちゃ大事です!!

意外と、自分達が仕事している時って、「考え込んでしまって」時間をとるケースがあります。

「この書類の、この項目は、どうやって書こう?」
「学習プリントや授業プリント。この部分の質問事項やレイアウトをどうしよう??」など

工夫しようとすれば、するほど、、、
足し算形式になっていき、
「作る」「考える」が一緒になっていき、曖昧になり、、、
結果、時間だけが、進んでいきます。

例えば、このケースでは、、、
「考える」時間をまず、作る!!
「今日は、レイアウトを考えよう」と、決めて、
ひたすら、ネットやいろいろな参考文献から、ネタを収集することだけに、力を注ぎ、自分が気にいるものを選ぶ。
そしてそれに決める!

そして、「作る」は、作ることだけに集中し、文章を何を書くか、決めていく。

工程を、しっかりと自分の頭の中で、分けて!
そして勇気を持って決めていく!!
そして、もし、うまくいかなかったら、来年度の反省として、記録しておく。

0から作らない


これは、もうみなさん実践していますね。文書や学習プリントは、もし、データを誰かが持っているなら、甘えて使わせもらいましょ。
とにかく0から作らない。
0から作ると、結局我流になってしまい、うまくいかないことも多い。
とは言っても、自分で作る方が得意な人もいます。
「〜な授業をしたいから〜なプリントを作る」
という、既に、明確なレイアウトと形式と、文章が決まっているなら!!
絶対に自分で作る方が、生産性は、高いです!

しかし、そうでないなら、、元々使っているものをシェアして、少しマイナーチェンジしていきましょう。


圧縮するために、削る

朝、子供たちが登校すると、先生は、大変です!!

健康観察カード
宿題
保護者からの連絡帳
学校から配布されたプリントへのお返事(サインがあるか)
など。

宿題に限らず、さまざまな書類や、お返事や。もう、、、
処理するには大変です。

個人的には、この学校からのお手紙系を、全てペーパーレスにしたり、web化したりしながら、学校運営サイドで、全て処理してよー!と言いたいところですが、、、
まだまだ、地方なのでね、、システムが向上してません。

とにかく、自分で、処理を縮小できるところを、どんどんしていきましょう!

自分の工夫

  • 子どもにもチェックしてもらう

  • 宿題は、答え合わせ作業が早く済むもの、答え合わせしやすいものを出す

  • バーコードでチェック

  • シールや番号で、目印をつけて、視覚化していく。

先生たちが、大変なのって、ただ、答え合わせすればいいってもんじゃない!

  • 誰が出しているか、出してないか。チェック

  • 出していないのは、どうしてか原因追求(親が忘れているのか、子どもが出し忘れているのか)

  • 答え合わせで終わらずに、直しもさせる(またその時間も捻出しないといけない)

もうほんとに、途方もない作業です。
だから、一瞬で、誰が出していないかチェックできるような仕組みを作ったりする必要あります。

ノートの背表紙に色のシールを貼って、
重ねた時に、わかりやすくして、
「〜色がないということは、、、〜が出していないな?」というように、すぐに判断できるようにします。

話が、だいぶ、朝の学校の様子に傾きましたが、
とにかく、この時間の、かかる作業。削れるところを少しでも自分で見つける!人手を増やす!機械やモノを使って効率化するようにする!

私のやり方を少し紹介すると、、、
担任の時は、朝早くきて、とにかく待ち伏せておく!

一気に答え合わせをするのでなく、
来た児童から、順番に、全部目の前で、提出物や宿題を出させ、
答え合わせをしていく。
来ている人数が少ない、朝早い時間帯だと、すぐに終わりやすい。
その流れに乗って、後からきた児童も、自然と、並ぶようになり、

それでもラッシュ時は、こちらも慌ただしくなりますが、
とにかく、少しでも!1人でも多くの答え合わせを済ませることが、先々の余裕を生み出します。
そして、時間が経ち、みんなが外へ行ったりして、
出していない、出し忘れている児童もいます。

その児童のためにも、朝の会では、
全ての提出物を出しているか、
全員点呼していきます。
そういう習慣をつけていくことで、
もし、自分が、出張やいろいろなケースでいない場合も、
子どもたちが、朝の会で、それをしてくれます。

事前に自分がどのように動くか、決める!

意外と、みんなあまりしてないように思います。

明日自分が何の作業をするか。
先ほどの、提出物のことで言えば、
「まず、何の答え合わせをするか」「このお手紙やプリントのチェックは、いつするか?」
「この宿題や、このプリントは、、、誰かサポートしてくれる先生に任せようか?」など
事前に、話し合って決めておくことで、自分の動きがより効率的になります。

そうすることで、自分の作業が明確化していくので、
迷いがなくなり、それに集中できる!!

結局、「圧縮」とは、
「削る」「見分ける」「仕分ける」「視覚化する」「明確化する」「集中する」ということに集約されるのかなと思います。

自分にも、このことを言い聞かせながら、夏休み頑張っていきます!!

#教員の時間術  #圧縮 #視覚化 #明確化 #仕分け #時間術

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