森田 融

THE BOHEMIANSのことが好きです。 融はあきらでもとおるでもなく、ゆうと読み…

森田 融

THE BOHEMIANSのことが好きです。 融はあきらでもとおるでもなく、ゆうと読みます。

最近の記事

自己紹介。

私は、 遊ぶ金欲しさに労働に手を染め、資格を取り、税金を払い、不必要な時間外労働を心底憎んでいる社会人です。メンバーが全員山形県出身のロックンロールバンド、THE BOHEMIANSのことが大好き。 note開設のきっかけ 2023年秋、生死にまつわるような何かがない限り絶対にないと思っていたメンバー脱退の報を受け、ショックに耐えかねてnoteに登録しました。当初は怨念入り交じる心の業火が周囲を焼き尽くす勢いでしたが、今は沈静化しています。 インターネットの大海に、彼

    • WKW4Kに沈められた季節

      2022年の秋冬、恋愛にまつわる作品にどっぷり浸かっていた。水面に揺れる陽光を、水中からうっとり仰ぎ見るように、深く深く浸かっていた。美しい湖の底で静かに溺れるような体験だった。 ◆あの夏のWKW4K◆ 事の始まりはあの夏。 観測史上最高に暑かったと言われた2022年の夏。 ウォン・カーウァイ作品の4K上映が始まった。 「天使の涙」 「恋する惑星」 「ブエノスアイレス」 「花様年華」 「2046」 WKW4Kという名目で4K化された以上の5作品が全国順次公開された。

      • 私が買うのはレンタル(落ち)CDじゃなければならなかった。

        そもそもCDレンタルって?という方もいそうなご時世かと思うので、説明すると以下の通りになります。 これはTSUTAYAで買ったレンタル落ちCDの話です。 レンタル落ちCDなんて単なる中古品、ともすれば色んな人の手を経て、レンタルとしてのシールやなんかも貼られて、単なる中古品よりも状態の良くないものもある。 新品を買うほどの熱量はないけど安いから。何らかの理由からコレクターズアイテムとして。買う理由はそれくらいじゃなかろうか。 私の場合、強いていうならば後者の理由に近いのだ

        • 2024年の抱負

          1年の抱負とか目標みたいなものを書くのも考えるのもやるのも、向いてないんですよ。 続かないんだもん。忘れちゃうんだもん。毎日何分やるとか毎週同じ時間に同じことをする、みたいなルーティン苦手なんだもの。一体何のために昼夜問わないシフト制の仕事に就いていると思ってんだ。 (仕事は偶然だけど性に合ってるからそういうことなんだと思う) そういう諦念と地団駄から始めます。 タグを利用するので10個挙げてみる。今年やりたい10のこととかなんとか。 ①THE BOHEMIANSのライ

        自己紹介。

        マガジン

        • THE BOHEMIANSのことが大好き🙌
          4本

        記事

          ラムコーク研究会、前日譚

          前置き 私はあまりお酒を飲まない。好きだが弱い。 飲む量はもちろんその頻度もかなり少ない。 居酒屋には忘年会や歓送迎会などの付き合いで行く程度。職場の風潮が個人のプライベート重視に傾いてきたところへコロナ禍もあり、そうした集まりはここ5年で2回しか記憶がない。全国チェーンの店名もよく知らないし、地元にどんなお店があってどこが人気で、といった情報もまるでない。 宅飲みもしない。8年程前までは月に何度かチューハイやサングリアを片手に料理をするキッチンドランカーだったのだが、

          ラムコーク研究会、前日譚

          2023年に愛した音楽

          記録と記憶に基づいたあやふやな愛の列挙。 音楽知識のない素人の個人的な振り返りで、ランキングでもレビューでもありません。素人が語れるのは体験したことと愛だけよ。よって順不同。 文体が乱れまくるのは気にしないでください。 サブスクで愛聴したアルバム アルバム単位で再生した。サブスクでは毎月か季節ごとくらいの頻度でプレイリストを作って聴いているのでアルバムまるっと何度も聴くのは稀なほう。 「no public sounds」 ▷▶君島大空 夏に当時の新曲がspotifyのオ

          2023年に愛した音楽

          平等院鳳凰堂のアイドル

          タイトルの通りである。平等院だからBDI48、または乃木坂や日向坂のようにそのまま平等院48としても良いかもしれない。(もしくは鳳凰堂を用いるべき?) 更に48どころか52なのでかなりの大所帯だ。 その名を雲中供養菩薩像(うんちゅうくようぼさつぞう)という。平等院鳳凰堂の壁面に、阿弥陀如来像を囲うように配置されている、アイドルである。 最初はただの仏像だった 10年ほど前、真夏の宇治と奈良へ行った。桜には遅く紅葉には早くただただ暑いオフシーズンの観光地は幾分お得に楽しめそ

          平等院鳳凰堂のアイドル

          跋文

          序文と対を成す言葉はなんぞやと調べたら、跋文(ばつぶん)というらしい。そう、あとがきです。 序文と本文もしくはどちらかを読んでくださった方、ありがとうございました。 私にとってTHE BOHEMIANSとの出会いも、今回の千葉オライリーの脱退も、どちらも青天の霹靂、脳天直撃の落雷そのものです。本文の中で、今回のこと私史上2番目に衝撃的な出来事だと書きました。では1番は何かと言えばそれは彼らとの出会いでした。 雷で思い出したのですが、ギネス世界記録には人生で7度落雷に遭遇

          本文

          文中に登場する人物や名称の事前情報として、本文の前に序文を読んでおくことを推奨します。 好きなバンドのメンバー脱退や解散をこれまで何度も経験した。 syrup16gの解散(後に再結成)、フジファブリック志村正彦の急逝、毛皮のマリーズの解散、椿屋四重奏のギタリスト加入と脱退、後の解散事後報告、psysalia psysalis psycheの解散事後報告、andymoriのドラマー交代と後年の解散。きちんと知った時には既にいなかったTHE YELLOW MONKEY(後に再結

          序文

          〜序文の前置き〜 言葉にしたら、何とも言えないこの気持ちの整理がつけられるのではないかと思い軽率にnoteに登録した。書きながら、この気持ちは、つらくて悲しくて寂しくて腹立たしくて憎らしくて恨みがましいのだということが分かった。 いかにつらくて悲しくて寂しくて腹立たしくて憎らしくて恨みがましいのか、これでもかと書いてやろうとしたら序文だけで2000文字を超え、はて序文とは?という体裁となってしまったので、ひとつここで締めておくこととした。 前置きはここまで。以下から序文へど