他人と比較すること、それはとにかく自分を惨めに不幸にすることだ。
それなのに、どうしても、比較してしまう日もある。
今回はそんなわたしの愚かななぐり書き。

保育園で行き合うママたち、お仕事もしてお子さんも３人とかいて、服装とか靴とかちゃんとしてる。
極めつけは、爪！！
ネイル！！
けっこうごりごりのネイルしてるママもいて、すごいなって、思う。

子育てと家事って、気を付けていないと手荒れするし、爪も損傷しがち。
ふつうにネイル塗るくらいだと、半日ともたずに割れ、欠け、ハゲ。
何度かトライしたけど、割れ欠けハゲの惨めさに心折れてやめてしまった。
きれいにしたくてやってるのに、ぜんぜんきれいに見えないから。

あと時間。
ネイルって時間かかる。頑丈に、きれいに完成させようとしたら、１時間くらい平気でかかる。もっとかかるかも。
子どもを育てながら、手を使えない１時間て、想像できない。
娘が寝てからならできるけど、１時間をネイルにあてるより、わたしだって早く寝てしまいたい…夜にそんな体力が残ってない。明日という日もすぐに来るし、起きたらすぐにパタパタ動く運命だ。

あのママたちは、いったいどうやっているのだろう？
わたしたちには一日２４時間という、厳格に平等な時間しか与えられていないはずなのだ。
無尽蔵の体力？ショートスリーパー？

どのみちわたしに勝ち目はない。
それもすごく分かってる。勝ち負けを競うものではないのだけれど、何というか、エネルギー、やる気とスピード、ちょっと無理しても大丈夫だと思えるメンタル、そういうものに非常な差を感じる。今までもそうだった…娘を迎える前のわたしの人生でも。

ネイルくらいで人と比べるなんてばかばかしいとは思う。
でも、ふと、自分の器の小ささを、その小さな10個のキラキラから感じてしまうこともあるのだ。