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海芝浦駅から鶴見線探訪

7月17日は海の日。海の日にふさわしい 「海芝浦駅」に行きたいという子鉄からのリクエスト。海の見える絶景駅として有名ですが…
鶴見線の終着駅であり、首都圏にありながら、改札自体が東芝の関連会社の工場の入り口になっているため、一般人が乗り降りすることはない、秘境駅なんだそうです。

いつかは 踏み入れることになるだろうと思っていた 秘境駅の世界。記念すべき初秘境駅となります。

それにしても、駅を一個作り、JR電車(旧国鉄)を走らせ、改札を会社の出入り口にしてしまう 東芝という企業のデカさに驚く。


最寄りの柏駅から横浜方面へ行くにはそれなりに時間がかかります。それに、災害級の暑さの中、駅のホームから動けずにいては いのちの危機です。到着は暑い時間を避けたい。今日はゆっくり ゆる旅というわけにいかず、

朝出発です。

せっかくの遠出です。駅スタンプも集めたいので 今日は 乗り放題切符を購入します。この、休日お出かけパスは本当にお勧めです。定額で 切符に記載している範囲の駅に乗り降りが自由にできます。

この乗車券は観光や乗り鉄には絶対にお得です。大変お勧めです!



駅スタンプは改札外にあるため、スタンプ収集には欠かせません。
それに、この 休日パスでカバーしている範囲。首都圏ほぼマルっとカバーしてます。
空港2ヶ所、山手線内 首都圏ほとんどの県をカバーしているのではないでしょうか。往復の料金を計算する必要もなく、普通乗車券の扱いとなるため、追加料金を払えば特急やグリーン車に乗ることができます。

本日も子鉄の乗り換え案内に従います。まずは品川まで行きます。残念ながら上野東京ラインが捕まらず、上野で宇都宮線の上野東京ラインに乗り換えます。

品川駅にてイエローラインの常磐線特急 ひたち に会うことができました。早速撮影会です。なかなか良い写真が撮れて子鉄は大満足です。

大喜びで写真を撮りました
子鉄撮影
いつの間にか写真の腕も上げました



品川駅からは、京浜東北線に乗り換えます。掲示板や路線図を念入りに行き先を確認した後「こっちだよー!」と手招きされまた。

路線図はいつまでも眺めていられるので、
鉄道好きは地理と漢字に強くなります


実は子鉄には10歳上の姉がいるのですが、姉は電車に全く興味関心がなく、電車を利用すると 反対方向に乗る、乗り間違え、降りる駅を行き過ぎなどのトラブルに見舞われます。乗り方を見ているとスマホばかり見て、駅の行き先表示などを見ていませんし、そもそも、どの方面に行くのか、目的地へのポイントを下調べしていません。

その点 子鉄は路線の地図を広げながら、念入りに下調べし、少なくとも目的地のポイントになる大きな駅や乗り換え駅は頭に入った状態で動いています。好きなことから広がる知識はすごいですね。10歳差を簡単に飛び越えます。

京浜東北線で鶴見駅に到着。

鶴のキャラがかわいいですね


ここから鶴見線に乗り換えます。
鶴見線の中でも海芝浦に行く電車は1時間に1本程しかありませんので長い待ち時間となります。改札を降り、駅スタンプを押そうとしたところ、今回はイベントスタンプであることに気づきました。たまに 普通のスタンプとイベントスタンプと両方置いてある駅もありますが、鶴見駅には置いてありません。となると 別の場所にあるか、駅員さんが出してくれるかです。子鉄が駅員さんに「普通の駅スタンプはありますか?」と聞きますと、


イベントスタンプも良いですが、ノーマルバージョンも忘れずに。



「はい、どうぞー、あちらで押してください」と、スタンプの入った箱が手渡されました。鶴見駅は駅員さんが出してくれる仕組みでした。無事 スタンプは押せましたが、まだまだ時間は余ります。

鶴見駅は駅ナカのお店はコンビニが1つ。乗り換え駅としてはシンプルです。改札の外は駅ビルとなっていて、シァル鶴見というショッピングモールが直結していましたので、休憩や食事は困りません。
ただ、少しでも鶴見線に浸りたい 子鉄が許しませんので、ホームで待つことにしました。

ホームには懐かしい雰囲気のベンチ。そして鶴見線の歴史を紹介するパネル。

趣があり、相当歴史がありそうですが、
綺麗に手入れされたベンチでした。




もうすぐ引退する205系電車が入線してきました。

始発駅ならでわのポジション
もうすぐ引退だそうです


とても暑い日でしたが、暑さを忘れて 撮影したり、ウォッチングをしたり忙しくホームを歩き回りました。暑さは忘れているだけで、やっぱり暑いので、

自販機でとっても気になった「天然 水ゼリー」を買いました。これがまた不思議な飲み物でして、爽やかなラムネ風味で飲みやすく、後味に「スーッとする何か」 が入っていて、クセになります。


賛否分かれそうな風味ですが私は好きです。息子はスーッとする何かが受け入れられず、飲めませんでした。柔らかいゼリーなので飲みやすく、揺れる電車内で溢れにくいです。ゼリーはお水に比べてお腹も満たされ、トイレも近くなりにくいそうです。


猛暑旅のお供にお勧めします

海芝浦駅行きの電車が来たので乗り込みます。他に乗客が10名ほどいて、カメラを手にした人達もいたので、同じ目的地である察しはつきました。

終点に近づくにつれて、周囲がだんだんと工業地帯めいてきて、貨物、工事車両が目に入ってきます。

10分あまりで海芝浦駅到着です。


びっくり‼️
確かにすぐ目の前 海でした


ホームを降りると そこは海でした…。


続くきます。

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