中村”高宗嘉左衛門”弓月

中村”高宗嘉左衛門”弓月

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謎多き神、事代主を追いかけて

謎多き神、事代主。 全国的に事代主信仰は今もって絶大。 大黒様、恵比寿様、ヒルコ神御歳神がブレンド、調和されたえべっさん信仰などにも見るように、時の流れとともに大国主、大物主、事代主、それぞれの輪郭がぼやけ、重なり合う様は、何かの暗喩ともとれます。 曖昧さが浮漂する理由の一つに事代主という御名が考えられます。 御名自体は個人を示すものでなく、国務長官や副首相のような公人を言い表すものと。 司法、行政、軍事を司る大物主を補佐する役員が事代主と副物主と聞きます。で歴代事代主は

    • 三柱鳥居の幻影に見る豊玉姫、クイーンたる矜持、ニニギ神の御心

      ”蚕の社”木嶋坐天照御魂神社。その境内、静寂を支配する三柱鳥居。 多くを閉口させるその神秘性は言うに及ばずですね。何でしょうこの魅力。 30余年前、ある書籍で知り茫洋と見てみたいな程度で、それが昨日今日急に見たくなり、お呼び頂けたのか、参拝させてもらいました。 予備知識は纏わず、不随意な邪念よ、どうか来ないでと手を合わせました。 京は、地球におけるひと社会の臍ではと感じるものがあり、陰と陽、表と裏、デコとボコ、対でひとつ。日の丸の〇とスコットランドのセントアンドリュークロ

      • 祇園さんの龍穴、その妖艶さ

        敬慕の念厚く、賑わい常の八坂神社さん。 八坂造に始まる歴史、ヘブル語ヤッサカーなど諸説彩られます。 ヘブライ語。それはアブラハム、イサク、ヤコブの血統、本来の古代イスラエルの民の話す言語ではない説も。ヘブライとは、川の向こうの者。国を追われたカザールの民、テュルク系支配者層が、ユダヤ教、古代イスラエルに扶けを求め、続々と川の向こうに集まったことをいう説も。 祭神の佐美良姫と龍穴が陽炎のように重なり合って謎めきます。 祭神イナタ姫。スサノウ神から寵愛され、8柱をもうけ、 ヤ

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