第60詩 レジ
世の中 憂いているばかりだったけど
そう 捨てたもんじゃないって
思える時もあるもんだよ
コンビニ レジ並んで
“自分の買い物の量多いから
お先にどうぞ“と
列を譲られた
持っているものは少ない
それは私の取り柄にも
同じく言えることなんだけど
それでも 先へ進むこと
許された気がしたよ
こんな私でも
生きていて いいんだって
解った気がしたよ
ありがとうって思える心
そんな自分を抱きしめて
明日もまた歩いて行く
†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*
(挿絵はフリー素材です)
嫌な目にあったことばかり鬱々と考えてしまいますが、結構視野を広げてみると優しい世界が広がっているように思えます。
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