A「パンフレットどうでしたか？しあんさん」

私「あ、この語学学校で大丈夫です。ここにします」

A「え！！」

私「あんまり情報は得られなかったんですが、とりあえず日本人少なそうなのでオッケーです。笑」

自分の性格をよく分かっているので、きっと日本人が多い場所に行ったら私は日本人たちと日本語で楽しく過ごしてしまうだろうと思っていました。人見知りで意志が弱いので…

A「わかりました…こちらでも何か情報が得られたら随時お伝えしますね！」

エージェントさんは本当に良い人で、同い年とは思えないくらい頼りになる存在でした。結局そこからハリファックスについて何か情報は増えることもなく、語学学校の入学金や航空券の手配など、あれやこれやしていたらあっという間に渡航日が決まっていました。

私が渡航したのは2019年、そう”平成”から”令和”に年号が変わった年です。

トシがばれちゃいそうですが（笑）私が生まれてからは初めての年号変更。大して変わることなんてないだろうけど、どうせなら雰囲気を味わってから行きたいな、と2019年のゴールデンウィークあとに渡航することにしました。

それまで学童保育とビジネスホテルのフロントのバイトを掛け持ちしていたのですが、学童はキリ良く年度末の3月で退職してそれから一か月はホテルのバイトと単発の仕分けバイトをして資金を貯めました。

最初に必要だった資金はざっとこんな感じです

・語学学校入学金＋授業料（３か月分）

・ホームステイ代（１か月分）

・航空券代（片道）

・３か月働かなくても大丈夫なくらいのお小遣い

私は高校生からずっとバイトしてて、働いてない期間の方が短いのでカナダでも働く気満々でした。なので最初からお小遣いは少なめにしていました。（困ったら最悪親に送金してもらおうとは思ってたｗ）

まあ、ほんとに貧乏留学だったんですよ……