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【価値暴落】買取に出したら傷つけられた!?ポケカコレクションを守るためにするべきこと

ごきげんよう、カモども。先日のサトシ引退発表は日本中に大きな衝撃を与え、普段はあまり関心を持たない層でさえアニポケの今後の展開について希望と不安を口にしていたね。ピカチュウという大看板をそう簡単に幕引きする可能性も低く、新アニポケはBORUTOのような親子の物語にシフトしていくと予想している。続報に期待だ。

本記事では最近炎上していた「カードラッシュとチーム爆劇のトラブル騒動」から今後のコレクションカードのあるべき姿について考察する。今回の件に限らず、カードショップの買取査定ではトラブルが後をたたない。予期せぬ事態から自身のコレクションや資産価値を守るためにはどうすればいいのか、読者諸君も一緒に考えてほしい。

結論から言う。コレクションカードはPSAのような鑑定品で管理するべきだ。なぜなら鑑定されることによってカードは厳重に保護され、日常の鑑賞からカドショでの買取のような幅広い場面で安全且つ安心に取り扱うことが可能だからだ。また鑑定品は画一された評価システムによって金銭的価値が安定する。コレクション活動を純粋に楽しむためにも個人差が生じる状態査定に価値を委ね、損傷のリスクに怯えるのは卒業するべきだ。

カドショに買取査定を依頼してコレクションに傷がついてしまう事件は決して珍しくない。0.1mmにも満たないような不良点ですら資産価値に影響を与えるような世界で、生身のカードを査定するのだからヒューマンエラーが起きるのは当然だ。

公式ツイッターより引用

このような騒動で恐ろしいのは、責任の追求が非常に難しいことだ。なぜなら火種となる傷はどれも光に当てて角度を変えないと見えないような極小の不良点であることが多いからだ。ここまで極小の傷となると売り手がただ認識していなかっただけで元々存在していた可能性も十分にありえるし、買取査定に持っていく道中やカードをスリーブから出した際に傷をつけた可能性もある。当然、査定士が知らず知らずのうちに意図せず傷つけてしまった可能性だってある。

公式ツイッターより引用

カドショ側も査定依頼人もどちらも潔白を証明することができない以上、責任追求は平行線のまま終わる。監視カメラなどを用いて100%無実を立証することは不可能だ。目を凝らさないと見えないようなものがカメラに映るわけもなく、立証できるのはせいぜい意図せずぶつけてしまったり、カードを落とすような過失がないことくらいだろう。この手のトラブルは結局カドショ側も依頼者も腑に落ちない消化不良状態のまま、迷宮入りして終わるのだ。

公式ツイッターより引用

今回の騒動で学ぶべきことは、コレクション品はPSAのような鑑定会社によって状態査定され厳重に密閉された状態で保有するべきだったということだ。厳重に密閉された状態で取引するようにすればヒューマンエラーによるトラブルの頻度は大きく低下する。高額なコレクション品を生身でないと取引できない状態で保有していること自体がトラブルの元なのだ。

カドショだけでなくフリマサイトでの取引でも同様なトラブルは起こりやすい。販売時には認識していなかった傷を購入者に指摘され、それが本当に自身の過失なのかどうか疑心暗鬼になり口論に発展する事例は溢れている。

だからこそ、鑑定品取引はコレクション界隈が盛り上がるにつれて支持され、数を増やし続けているのだ。第三者機間によって状態が保証され、カードに直接触れることができないように保護されているからこそ安心して取引できる。

PSAのメリットは売却時だけでなく、購入時にも存在する。フリマサイトで虚偽の状態申告をされた結果ジャンク品を高値掴みしたり、カドショで美品表記の品を購入しても状態に納得できなかった失敗談は誰にでもある。そういう苦い経験を未然に防ぎやすいのも鑑定品の魅力だ。高価な品であればあるほど、その重要性は増すのは誰にとっても明白であろう。いくら鑑定品が高額だからといって、納得行く個体を手にいれるために鑑定品以上の出費が発生してしまえば本末転倒だ。出費が多くなってしまったとしても、状態査定や管理に自信が無い者はコレクションを鑑定品で所持しておく方が賢明である。

コレクション活動に身を投じて日の浅い読者諸君の中には、鑑定品の安全性や信頼性について疑問を持つ者もいると思う。だから海外のYouTuberによるPSA鑑定品の検証について一つ紹介する。


「鑑定品を振ると傷がつくのか?」

この実験は、PSAケース内のカードが日常生活の中で損傷する可能性を検証している。厳重なケースに密閉されているとはいえ、中身のカードは素の状態で収納されているし、僅かながら隙間も存在している。この隙間があることによって中のカードが動き、白かけのような傷がつくのではないかという疑問を解消するための実験だ。

結論から言うと、日常生活の中でケース内のカードが損傷する可能性はほぼ無い。PSA鑑定品はカドショでもフリマでも損傷のリスクに怯えることなく売買することが可能なのだ。

実験①:素手で15分間、振り続ける

素手で15分間連続で振り続けても中のカードに何の影響もなかった。買取査定のために防湿庫から取り出し、道を歩き、電車に乗ったとしてもPSAのカードに傷はつかない。

実験②:機械で60分間連続で振り続ける

二つ目の実験では、機械を用いて60分間連続でカードを振り続けて検証している。ただ左右にカードを振るのではなく、多少上下運動を加えることで中のカードが動くようなより現実味のある実験だ。

動画内ではケース内のカードが少し動いているのが確認できる

当然、この実験でもカードに傷がつくことはなかった。これはつまり、PSA鑑定品をフリマサイトや通販買取に出して発送しても傷がつくはないことを示唆している。粗野な業者によって乱雑に扱われたとしてもカードは安全なのだ。

実験③:20万回振動を与えてみる

最後の実験はむしろどれくらい振ればケース内のカードを損傷させることができるかに重点が置かれている。1分間に2万回の振動を与える実験を10分行った。

その結果、ケース内のカードを損傷させることに成功した。

粉が出るほど損傷している

当然ながら日常生活を送る上でこのような振動を与えることはない。この検証によりPSAケース内のカードは非常に安全であることが証明された。

トレカコレクションは年々高額化し続けている。その結果、今までは傷として認識されていなかったものまでもが傷として扱われ始め、その有無がカードの金銭的価値に多大な影響を与えるようになった。投資的期待を持つことなく、一枚何十万、何百万とするカードを集めるコレクターは少数派だ。多くのコレクターは投資的期待値があるからこそ、好きなカードに安心してお金を注ぎ込むことができるようになっている。この記事を読んでる諸君も後者が多いだろう。

ならばコレクションは鑑定品へと移行した方がいいのは明らかだ。コレクションといえど、最終的には人生のどこかのタイミングで売却することになる。その時に時間と労力をかけて集めた大切な品が些細なことでその価値を失い、苦い思いをすることがないように今から行動しておこう。

PSAの直出し方法について知りたい方は過去の記事も読んでみてね。

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以上。

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