転んだときに必要なのは、正しい言葉じゃなくて、思いやりの手だ。

こどものころはよく、走って転んで、傷の痛みに泣きながら帰ることもあった。転ぶとわかっているのに、なぜ無謀にも走りたがるのか。正直いまだによくわからない。

でもあのころはなぜか、無邪気にかけまわっていた。何回も転んでいるくせに、まさか自分が転ぶとは少しも思っていなかったのかもしれない。学習能力のない、しかし恐れも何もない、素晴らしく無敵なこどもだ。

大人になるにつれて、怪我をすることがとても怖く

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嬉しいです!
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なんだかおめでたそうな数字。
私の手や腕に刻んだ傷跡の数。
見えただけの数。

私が生きてるを証明してきた数。

実際はこれを越えてるだろう。
幸運にも目立たなくなった物もある。

血管を愛おしく見る自分が怖い。

2連休がたたったか、
キズ隠しの必要もなく過ごしてた。

明日からまた、
隠して生きていく。
生きているのか?隠す事で死んでいく。
恥というバツを背負って。

見えない傷も、見える傷も、
全て隠さなきゃいけない。

じゃあ何で傷つけるかって?

きっと生きているってやつの証明作業。

心におった傷ってのは他の幸せなことで

隠すことは出来ても消すことは出来ない。

それはまるでコップの中に氷が入ってるように

上に上に積み上がって負の感情の氷を

隠すように他の氷が積み上がってるだけで、

そんなふうにしてみんな

今を生きてるのかなぁ。

時が経つにつれてだんだんと溶けだして

自分の中から記憶として見えなくなるのかも

なんてふと思った。

#傷 #感情 #生きる #エッセ

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私にとって

あなたは

触れちゃいけない人だった。

心の中に

入れちゃいけない人だった。

こんなにも心の傷は深い。

いつまでたってもなおりそうにない。

💕嬉しいです💕
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小説『灯火』③-1

③一瞬の先に今が存在する

「悪い悪い。遅れてごめんな」

 アイスコーヒーの中に浮かぶ氷をストローの先で突いていると、横から現れたスーツ姿の野田幸一郎は、申し訳なさそうに顔をしかめていた。正面の椅子に座ってからも、「すまん」と目を瞑って顔の前で手を合わせる。

「ううん、全然。気にしないで」

 私が笑うと、「いやあ、本当に久しぶり」と吐息混じりに口にし、程なくしてやって来た店員から受け取ったお

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励みになります(•ө•)♡
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10/10 日記

私のこと

自己紹介は苦手だ。あれって何なの?何の時間?何を伝えればいいか分からない。
そもそも、何かを括るような言葉があまり好きではない。
女、会社員、社会人3年目、大卒、、、いろいろあるけど、ヒト科のヒューマンということだけで十分じゃないか?

さすがにこれだけではいけないか…。だが、職務経歴書に書く自己PRのようになってしまうのも嫌だ。とかしているうちに時間が来てしまう。

何もかもめんどく

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ありがとうございます
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生きた証は最後の血が教えてくれた

君には似合わない傷

ずっと背負っている

哀しい目をして俯く

姿を見ても同情は要らない

君は僕の手を振り払って

足早に去って行ったのは

ちょうどこんな季節だったね

抱え込んで塞ぎ込んだ

数えきれないほどの悩みと

社会という大きな世界の中で

行き交う人の群れが成す空気

重くて苦しくて仕方がないよ

人間関係で手こずって失敗して

折り合わなくなって独り浮かれて

疲れて本当早くい

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わたしと自己開示と、フィルターの外し方

最近フォローしてくださった方や、読み始めてくださった方は、私のストーリーをご存知ないかもしれませんが、(過去記事こちら)

自分のことをあまり言いたくない。

というのが、ずーっとありました。

それで、「なんであんなに怖かったのかなぁ?」っと自問してみたんです。

・変な人と思われたくない
・普通の人でいたい
・おかしいことすると嫌われる
・はみだすと怒られる

この辺りはさらーっと出てきたんで

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うれしい♡いつもありがとう!
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血の呪縛、心の呪縛

嫌いなタイプの会話がある。

「親戚の○○おばちゃんだよー、まーくん覚えてるかなぁ?」
「ちょっとー、まだおばちゃんはやめてよー。まーくん小さかったから覚えてないかなー?」
(母の後ろに隠れるまーくん)
「ほらぁ、まーくん恥ずかしいって」
「そろそろお昼食べに行くわよー」
「やったー!アイス食べていい?」
「ちゃんとご飯食べたらね」

……

この前、うっかり偶然、駅前でこんなやり取りを目の当たり

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