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アメリカ的な本

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私の主観なのですが、アメリカ的な本を集めました。
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固定された記事

ハードSFの世界から「プランク・ダイヴ」

<SF(20歩目)> ハードSFの巨匠は沢山の問題提起をしてくれます。読んだ後で考えるこ…

読書ノーツ
4か月前
13

このSF設定がオモシロい「造物主の掟」

<SF(93歩目)> ジェイムズ P.ホーガンさんの40年近く前に書かれた作品です。 SF設…

読書ノーツ
11時間前
8

このSF設定がオモシロい「造物主の掟」

<SF(92歩目)> ジェイムズ P.ホーガンさんの40年ちかく前に書かれた作品です。 SF…

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コンピュータの反乱「未来からのホットライン」

<SF(91歩目)> ジェイムズ P.ホーガンさんの50年ちかく前に書かれた作品です。 50…

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コンピュータの反乱「未来の二つの顔」

<SF(90歩目)> ジェイムズ P.ホーガンさんの50年ちかく前に書かれた作品です。 50…

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「星を継ぐもの」の様に「大技」が光る「創世記機械」

<SF(89歩目)> ジェイムズ P.ホーガンさんの50年ほど前に書かれた作品です。 作品内…

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中国の庶民の心「千年の祈り」

<文学(89歩目)> イーユン・リーさんの初期短篇集(デビュー作)から、中国の庶民の心を学ぶ。 千年の祈り イーユン・リー (著), 篠森 ゆりこ (翻訳) 河出書房新社 「89歩目」はイーユン・リーさんのデビュー短篇集。 中国の市井の人々の息遣いが感じられる作品集です。 特に「あまりもの(Extra)」「黄昏(After a Life)」「不滅(Immortality)」「市場の約束(Love in the Marketplace)」「縁組(The Arrangeme

バイオもの、そして表題通り母子もの「マザーコード」

<SF(87歩目)> パンデミックを経験した今だから理解できるバイオ兵器の致命的な問題点…

読書ノーツ
12日前
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安定のコニー・ウィリスによるSFラブロマンス「クロストーク」

<SF(86歩目)> 早川書房と大森望さんの安定のコニー・ウィリスさんの作品。全く無駄が…

読書ノーツ
2週間前
3

久しぶりに「ゾクゾク」な「妄想感染体」

<SF(85歩目)> 早川さん、おそらくホラーSFが次のブームとして仕込まれているのかも…

読書ノーツ
2週間前
7

オウムアムアみたいな天体が接近したら。。。「最後の宇宙飛行士」

<SF(84歩目)> 「宇宙飛行士」も普通の人間です。超エリートで失敗が100%無い神話…

読書ノーツ
2週間前
3

壮大な世界設定を素直に楽しむ「2312 太陽系動乱」

<SF(82歩目)> 読むと、何故か「星を創る者たち 谷甲州」を思い出させた。それくらい…

読書ノーツ
3週間前
8

SF作品ですが、丁寧な心情描写が素晴らしい「クロノリス-時の碑-」

<SF(81歩目)> 2001年に2021年を描いた作品、現実が追い抜いているが、204…

読書ノーツ
3週間前
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感情移入して涙腺崩壊です「いつか眠りにつく前に」

<文学(79歩目)> 自分がすれっからしだと感じた時に、心に「柔らかさ」を取り戻す。シンプルに「愛(love)」っていいね!と思えます。 いつか眠りにつく前に スーザン・マイノット (著), 森田義信 (翻訳) 河出書房新社 「79歩目」は映画化された作品。しかし、観たことありませんでした。ふと手に取ったら「あなたが最期に呼ぶのは誰の名前ですか?」という言葉が突き刺さって一気読み。 最初の10ページで予想がつく展開だ!と思いましたが、すごいテクニックで最後まで読ませてく