年初にあたり、私の提唱している健康法の振り返りをしてみます

これまでにも同じようなことを何度も投稿しているので見飽きた方もいらっしゃると思いますが、

今年もこれを軸に心身の健康を高めて頂くための情報を提供していきたいと思いますので少しお付き合いください。

さて、数年前に鬱症状はヘルペスウイルスが関与していると報告されました。鬱はセロトニンの不足など脳の機能の異常とされていますが、ウイルスが関与しているということは驚きですね。

また新型コロナウイルスの後遺症であるブレインフォグにもヘルペスウイルスが関与しているという研究があります。

つまり脳の異常にヘルペスウイルスがかなり影響していると考えられますので、もしかすると認知症もヘルペスウイルスが関与しているのかもしれません。
またヘルペスウイルスは日本人のほぼ100%に寄生しているそうです。

となると、鬱や認知症などにもこれまでのように神経やホルモンに働きかけるだけでなく、「免疫力を高める」ということが非常に重要になります。

しばらく前からガンは免疫力の低下で起こりやすくなることが認知され始め、今回の新型コロナウイルスによって更に免疫力への意識が高まったと思います。

ただこれは毎度書くことですが、免疫力が重要とはいえ、今の情報の多くは、

「元気はつらつになる＝免疫力が高まる」

「温めれば温めるほど免疫力が高まる」

というものばかりです。

免疫力だから高まればいい、そう簡単にはいかないのです。

免疫力が昂り過ぎてオーバーワークになると正常細胞まで攻撃して生命をも脅かすことがあります。膠原病や自己免疫疾患がそれですし、新型コロナウイルスの重症化も免疫の暴走が原因の一つと言われています。

なので免疫力はオーバーワークにならないように適度に活性化すること、つまり「最適化する」というイメージが一番適しているでしょう。

◆免疫力は交感神経が昂ると低下する

◆アドレナリンが増えると免疫暴走が起こりやすくなる

これはいずれも「興奮状態」ということ。交感神経が昂ると免疫は低下し、アドレナリンの分泌が増加すると免疫は一気に暴走の方向に傾く...

となると免疫力を安定化、最適するにはどうすれば良いかというと、興奮の反対、つまり穏やかな心身の状態を作れば良いということ。

実際に副交感神経が優位になると免疫力が適度に高まる、 という研究があります。

なので免疫力を最適化するには副交感神経を優位にすることが最も有効な手段ということになります。

では、副交感神経を優位にするにはどうすれば良いか、ということになりますね。

そこで私が提唱しているのが養生三訓（オリジナルです）です。

◆足湯（半身浴は心拍が増えるのでNG）
◆整気呼吸
◆関元穴への温灸、温補による降気法

これらはいずれも副交感神経を優位にする効果が非常に高く、セルフケアとしてはこれに優るものはないでしょう。

わずかこれだけで癌や認知症、鬱のケアや予防が出来るのです‼️
薬や健康食品、サプリでもこのような効能は期待出来ないでしょう。

これらを実践して頂いて心身共に快適にお過ごしください。そして2022年を素晴らしい１年にして頂きたいと思います。

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