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残り物のリメイクで蕗と筍の加薬ご飯。

  人はパスタのみにて生くるにあらず、ってせめてご飯くらいないとね〜、ってね(笑)。沢山いただいた筍の煮物と蕗の含め煮。ぼちぼち食べきらんと痛むで〜、ってなってきて。こんな贅沢(特に蕗は街で買うと高いですから)滅多にできないんですが、さすがにそのまま食べるのは”飽きた〜”の声が聞こえてきて。もう、そんなこと言うと撥ちゃう、お天道様の罰がばち〜って當るで〜、ってねwww。
 ま、由緒貧しい山育ちのわたしは同じものが続いても全く平気なんですが。♪夏が来〜れば思い出す♪ ♪毎日茄子、茄子尽くし~♪ が普通でしたから。茄子の漬物、茄子の味噌汁、茄子の鴫焼き、茄子の天麩羅、焼き茄子の煮浸し、のループが延々と続いたりしてましたから。温めなおした茄子の味噌汁はちょっと苦手でしたがw。

 で、リメイクの達人、kaorina091さん見習って、いただいた煮物たちで火薬ご飯?、あれ?、料理は爆発だ〜、ってこれ2回目ですね。ま、二度あることは三度あるとももうしますので、ってなんのこっちゃw。加薬ご飯にすることに。さすがにこれだけではお寂し山の狸さんなので、いつものお菜も加えて、な、今日のお話。ま、なんてことないご飯ですが、お茶請けにでもしていただければ幸い至極に存じ奉っちゃいますですぅ。

蕗と筍のご飯

 筍の方はほとんど煮汁がなかったので、蕗の方の煮汁でご飯を味付け。油揚げも加えて。蕗は半分を炊き込んで、半分と筍を後から加えて、風味と食感を残すやり方してます。

三つ葉入りの厚焼き卵

 すでに虫くんたちの猛攻が始まりつつあって。生きとし生けるものは活かすのを旨としていても、キャタピラさんとかバッタくんを繁殖させる趣味はないので、喰われる前に食ってしまえ〜、ということで、名残の三つ葉。ほんに、路地もの(?)なんで葉が市販のものの3倍くらいおっきかったり。三つ葉入りなので、あまり甘くしない感じで。ま、焼き方はみなさまご存知の通りで。弱火でじっくり火を通しながら水気を飛ばしてしっかりめの感じにしてます。

ちゃっちゃってやったんで三つ葉の刻みが粗いです(泣)。
最初の一巻きがちょっと焦げてしまって。
卵料理にはじまって卵料理に終わる、っていうのが料理人修行らしいですけど、まさに、
って、あんたは初歩もできてないだろが〜、ってね(笑)。

鶏の照り焼き

 風味付けと付け合わせ用に白葱と生姜。またですか〜、ですが、うちはみんな好きなので、お目汚しはご容赦くださいませ。

皮全体がカリッとするように抑えたままで焼き目をつけて。鶏皮から油が出てくるので油はなしで。葱も鶏の油で焼く感じ。
葱は煮詰める時に戻して。泡が大きくなってきたら出来上がり。
胡麻油は香りのアクセントとコクを出すため。
ご飯に味がついているので、少し薄味に仕上げて。

出来上がり

蕗と筍のご飯

炒り胡麻と刻んだ三つ葉をぱらっとさせて。

木の芽の方がらしくなるんですが。。。お値段に負けて。
山にはあほほど生えてたのに(泣)。

三つ葉入りの厚焼き卵

鶏の照り焼き

 なんか、山小屋のご飯、みたいな感じ。えへへへ、こういうもの作ると山育ちの本領発揮!ってな感じで。体に染み付いているんでしょうね。ご飯、蕗が入ると苦味が全体を引き締めて味わい深くなった気がします。
たまにはこんなご飯もいいかも、なんて感じた今日にございました。
 え?なんか手抜きでね?と思し召しのあなた。いえ、まだまだ続くぬかるみの中で七転八倒七転び八起きしてて、合間にやってますんで(笑)。で、いつもの現実逃避でnote認めてたり、って早よ終わせや〜、ってね。仰せの通りでwwww。

今日も最後までお付き合いただき、ありがとうございます
明日からも素敵でありますように。

咲いたミニ薔薇。初夏の装い。


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