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『スターウォーズ』ビジネスの虚像【2016年2月号第2特集】

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記事一覧

「観てないけどスター・ウォーズ大好き♪」なスタ女爆誕!謎の神輿をぶち上げる女性誌企画たち

――『スター・ウォーズ』祭りさながらの宣伝・企画合戦が行われていた『フォースの覚醒』公開前夜。この勢いには、女性誌もちゃっかり乗っかっていたが、 これまでの『スター・ウォーズ』シリーズのときには見られなかった、女性誌ならではのトンデモ企画が続出していた!?

コラボ商品を展開するユニクロでは、『SW』のロゴ入りTシャツをコーディネイトしたディスプレイが展開されていた。

 フォース利権を手に入れた

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スター・ウォーズ祭は2020年まで続く!? メディアを掌握してアメとムチを使い分けるディズニー“帝国”

――これまで『スター・ウォーズ』といえば、20世紀フォックスが配給してきたが、新作『フォースの覚醒』からは、ディズニー配給となった。ディズニーといえば、版権ビジネスに力を入れており、その管理に関しては特に厳しいことで有名。配給会社変更によってどのような影響が及ぼされるのか……?

たくさんの雑誌が『SW』特集を組んだ一方で、関連商品には巨額の著作権料がかせられたという話も。

「公開初日は映画館前

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娯楽映画史の中で見るスター・ウォーズ…SWの成功でハリウッドは再興した!ビジネスで築いた“ルーカス帝国”の功績

――賛否渦巻く『フォースの覚醒』だが、根っからのSFファンはどう見たのか? SF作家で脚本家の堺三保氏に聞いたところ「昨今の批判には、娯楽映画の中のSWという視点がまるでない!」と嘆いた。映画史におけるその功績とは?

新しい敵キャラ、カイロ・レン。BB-8ほどではないが、こちらも人気に。

『スター・ウォーズ』否定派といえば、昔は頭の固い年寄りだったものですが、けなすのが賢い振る舞いだとでも思っ

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大塚英志みたいなスター・ウォーズの見方は正しくない!ルーカスが接合したヒッピーとギーク

――熱心なファンなら、SWのシナリオは「単一神話論」を元ネタにしている──という話を耳にしたことがあるかもしれない。しかし、その事実は誤った理解をされている !? SFやラノベに詳しいライター・飯田一史氏が、SWの背景にある“西海岸”を読み解く!

『スター・ウォーズ学』(新潮新書)

『スター・ウォーズ』の生みの親ジョージ・ルーカス監督は、神話学者ジョゼフ・キャンベルの『千の顔をもつ英雄』(原著

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【紗栄子、ミポリン、喜多嶋舞】まで!女性誌は建前だけの“禊ぎの場”独白する芸能人と出版社の思惑

――「他人の不幸は蜜の味」。芸能人スキャンダルといえば、離婚絡みの話題に何かと目がいきがちだ。そんな中、スキャンダルにさらされた女性芸能人たちの強い味方となっているのが、彼女たちの釈明を掲載する女性誌である。果たして、双方にはどんな関係があるのか、話題の人の“独白”と共に追っていこう。

■タレントに優しい主張の一方通行

【1】「婦人公論」
元夫・大沢樹生と息子とのDNA鑑定騒動への釈明を5ペー

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