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「大相撲」人気復活とカネ事情【2015年2月号第2特集】

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記事一覧

相撲こそ裸一貫・人間の原点な気がしています "デブ不足"解消のために見始めた相撲 モデル・市川紗椰がハマった理由

――モデルとして活躍する一方で、鉄道、ガンダムなどのジャンルのガチなマニアとしても知られる市川紗椰。彼女はまた、相撲ファンとしての一面も持っていて、本場所や地方巡業にも観戦に出かけるほどだ。そんな市川さんに、最近の相撲ブームについて聞いた。

『大相撲力士名鑑〈平成27年度〉』(ベースボールマガジン社)

──相撲の盛り上がりは実感しますか?

市川 ええ。こういう取材が増えたので(笑)。今まで、

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白鵬でも相撲だけで2億円は稼げない!タニマチが支え続ける関取たちの収入事情 化粧まわし1つで300万円!

――大相撲といえば周知の通り、「タニマチ」という言葉を生んだスポーツだ。昨今では、そのおカネ事情というと「八百長問題」を喚起させるかもしれないが、本来、力士たちの収入ほど実力主義のものはない。果たして、その収入事情、さらには昨今のタニマチ事情はどうなっているのだろうか?

『今、ここで勝つために』(徳間書店)

相撲が今、ブームとなっている"裏付け"として、冒頭でも触れた遠藤関の懸賞金の本数をはじ

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八百長問題の本質は解決していない─人気と裏腹に薄氷の上に立つ相撲協会

――こちらでも触れたように、ここ10年ほどの間、八百長をめぐる騒動がたびたび起こってきた。日本相撲協会最大の事件となった2011年のメール事件からわずか3年で、状況はどう変化したのか?いまや八百長は協会の言うように「存在しない」のか? 現在の人気下にあって、いまだ角界が孕む危うい体質を問い直したい。

『八百長―相撲協会一刀両断』(鹿砦社)

角界において八百長をめぐる大きなトラブルは、実は201

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