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禁断の家電・ガジェット【2018年11月号第1特集】

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記事一覧

ゲーム依存は“ビョーキ”か否か?――議論百出の新疾患「ゲーム障害」技術革新でさらなる“依存”が?

――世界保健機関(WHO)が「ゲーム障害」を疾患として認定。先頃、そんなニュースがゲームファンの間で物議を醸した。『荒野行動』といった人気スマホゲームにより変貌を遂げたゲームのシステムは、どのような依存を生み出しているのだろうか?

WHOによる“ゲーム障害”が認められたことを報告する厚生労働省のHP。

「ゲームが好きだとゲーム障害。なら水泳に熱中してたら水泳障害って言うわけ?」

 今年6月、

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仮想通貨は最後の光か?――アメリカを動かすリバタリアンたち

――リバタリアンたちは、革新的なサービスを生み出してきた。ここでは若手から大御所まで、リバタリアンたちのその後を紹介しよう。
(各写真/「Wikipedia」より)

【1】ザッカーバーグの敵として有名
ウィンクルボス兄弟
『ジェミニ』

15年に開設された仮想通貨取引所。9月には米ドルに裏付けされたトークン「ステーブルコイン」もローンチした。映画『ソーシャル・ネットワーク』では、ザッカーバーグの

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アマゾンもフェイスブックも規制強化へ――グーグルが政府と市民を監視!? リバタリアン生んだネットの終焉

――テクノロジーの力によって政府や大企業などの支配を逃れ、人々が自由に行動できる……かつて、そんな理想的な場所としてインターネットが考えられていた。しかし現在、大企業による情報の独占や、政府による監視、法整備による制限など、ネットの自由をめぐっては、さまざまな問題が議論されている。この自由のサービスは、どこへ向かうのか?

多くのリバタリアンに影響を与えたWhole Earth Catalog。今

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山下健二郎が三代目AirJordanBrothersをプロデュース!――これがエアジョーダン界の三代目JSBだ!

――スニーカー界のマスターピースであり、長い歴史をもつエアジョーダン(AJ)シリーズの中から、それぞれのメンバーをイメージして個性豊かな7足を選出!

【1】NAOTO――[AIR JORDAN 11]

なおと
83年8月30日生まれ。パフォーマー。タレントや役者としても活躍する“踊って良し!喋って良し!演じて良し!”のオールラウンダー。 自身のブランドを持つ、オシャレ番長でもある。

[AIR

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【三代目JSB・山下健二郎】狂おしいほどのスニーカー偏愛――はやりに飛びつく解釈違いのオタに喝!?

――ここ数年続く、空前のスニーカーブーム。「モノ雑誌」でもこぞって特集が組まれているが、“はやり”ではなくスニーカーが持つクラシックな魅力を追求する男がここにいる。三代目J Soul Brothers・山下健二郎、その人だ。現役のアーティストとして、クールにスニーカーを履きこなす姿の裏側には、少々頑固な(?)スニーカー偏愛が隠されていた。

(写真/増永彩子)

 出版不況が叫ばれる昨今においても

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“フェラチオデータ”が販売される!?――テレディルドニクス? 最新バーチャルセックス

――前記事『2年間で4000タイトル以上!――逆「時間停止モノ」も登場!? 進化し続けるアダルトVRの今』では国内のアダルトVR動向を見てきたが、海外では今、VRよりもバーチャルセックスに流行の兆しが!? そんな海外の最新アダルトグッズやサービスとは一体どんなものなのかを探っていこう。

「CamSoda」のホームページ。このサービスは、VR元年と同じく2016年から始まっている。

「テレディル

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2年間で4000タイトル以上!――逆「時間停止モノ」も登場!? 進化し続けるアダルトVRの今

――まるで、本物のAV女優とセックスしているような感覚を味わえるアダルトVR動画。VRの出現によってAV業界は大きく仕組みが変わり、またVR市場は活性化しているようにも見える一方で、デバイスや撮影の制約などの課題も浮き彫りになってきているという。

『ミライのつくり方2020―2045 僕がVRに賭けるわけ』(星海社新書)

 一般の消費者向けにVR(仮想現実)ヘッドマウントディスプレイ(HMD)

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Hカップ女子大生【星名美津紀】の家電“極上エロス”

【拡大画像はグラビアギャラリーでご覧いただけます。】

(写真/サト・ノリユキ)

――現役の女子大生でありながら、グラビアアイドルとしてもタレントとしても活躍中の星名美津紀ちゃん。今号の特集にちなんで、女性が美しくきれいであり続けるためにもゲットしておきたい(?)最新家電を用い、一風変わったギャップのあるグラビアに挑戦してもらいました!

 吸引力抜群のダイソンの掃除機に、髪質が改善されるレプロ

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煙より蒸気を吸うほうがヘルシー!?――元アップルのデザイナーも参入! 米国“大麻用電子たばこ”産業

――近年、日本で加熱式たばこや電子たばこを吸う人が増えたが、アメリカでは大麻用の電子たばこが大流行している。ウェブサイト「サイゾーpremium」にて「LA大麻栽培記」を連載する東京出身でLA在住のフリーライターとカメラマン夫妻が、そのテクノロジーやビジネスを現地からレポート!

LAのディスペンサリー〈メッド・メン〉は、アップルストアのような内装。店内には若者客だけでなく年配客の姿も見られる。

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デジタルトランスフォーメーションが地方を救う?――センサー化された“ロボ牛”爆誕!知られざる地方(激)テック企業

――インターネットがインフラとなり、デジタルトランスフォーメーションが叫ばれ、少しずつIOTが生活圏の各所に導入されている。日本経済全体に徐々に暗い雰囲気が漂い始める中で、こうした状況にいち早く目をつけて、静かに業績を上げている地方系企業をピックアップしてみた。

オンライン決済サービスで注目を集めるNIPPON Platform株式会社。導入が進むと、小売店舗でレジ締めや深夜に貸し金庫に売り上げ

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数々のクリエイティブな楽曲は、こうして誕生した――安室奈美恵を刷新したプロデューサーの本音

――安室奈美恵の覚醒をバックアップしたプロデューサーといえば、T.Kura&michicoの両氏を避けて通ることはできない。アトランタ在住の両氏に、彼女のプロデュース業について話を聞いた。

「安室さんはSUITE CHICのプロジェクトでヒップホップ・サウンド寄りになり、うまくこなせると証明されたので、『このままさらなる主張をする』というコンセプトのもと、初めて楽曲を制作したのが、アルバム『ST

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稀代のエンジニアD.O.I.×VERBAL(m-flo)が語る“再醒”と“革新”の音楽技術――他誌が書かない安室奈美恵論

――安室奈美恵引退から早1カ月。小室ファミリー離脱後、一度は低迷期に入った彼女が、なぜ再びトップに返り咲き、女王の座を譲らぬまま引退の日を迎えることができたのか? 彼女の勇退に敬意を表し、かつ世の中からいまだに聞こえる安室ロスの声に応えるべく、本誌視点で安室ちゃんが貫き通した最新音楽形態を徹底分析!

(写真/河本悠貴)

 日本音楽界のトップに君臨する女性シンガーでありながら、去る9月16日、2

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Amazonも中国・ハイアールと組んで業界に参戦――世界を席巻するアジア家電と周回遅れの日本製家電の闇

――白物家電ブランドで販売シェア世界1位のハイアールに、世界市場を席巻するサムスン、LG。東芝の白物家電部門を買収した美的集団(マイディア)、シャープを傘下に加えた鴻海科技集団。今や世界の家電市場をリードするのは日本を除くアジアの家電メーカーだ。一方、日本製製品が後れをとっている背景には、業界が抱える闇があった。

『家電批評 2018年 11 月号』(晋遊舎)

 スマートフォンの世界シェア1位

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深センやイスラエルだけじゃない?――次世代のテック系産業注目都市

――世界にはまだまだ第二、第三のシリコンバレーが存在している。まだ目立ってはいないけれど、注目の3都市をピックアップ!
(※各国の基礎データは外務省の公式HPより、2017年のデータを参照。なお、メキシコの「主要産業」は記載がなかったため、各種データを基にしている。)

●フィンテック分野で赤丸急上昇
メキシコ/メキシコシティ

Amazonのデビットカード「Amazon Recargable」申

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