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キケンで過激なエロの美学【2016年7月号第1特集】

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記事一覧

メディ倫などの審査団体も通さない! スケベな"素人女優"がハメハメする「同人AV」のアヤしい魅力に迫る!

――いわゆる「AVメーカー」が制作・販売するのではなく、「メディ倫」等の業界内自主規制団体も通さず、ひっそりと流通する「同人AV」なるものがあるという。男性側よりも、むしろ出演女性側が自ら手がけることも多いというこの「同人AV」の謎に迫る!

本文中に登場する藤木あやか氏が自ら手がけている同人作品。性行為はなく、あくまでも“着エロ”の範疇に収まっている作品である。

 NPO法人ヒューマンライツ・

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AVの品揃えから客層まで…サラリーマンのオアシスたる都内の個室ビデオを勝手にレビュー!

――興味はありつつも、いかがわしい外観から個室ビデオにはなかなか入りづらい──。そんな読者のために、平日の午後に訪れた2大グループ〈金太郎・花太郎〉〈宝島24〉の4店舗の様子をレポートしよう!

■職業不詳の若者とオジさんで賑わう
金太郎 新宿総本店

歌舞伎町のど真ん中に鎮座する巨大店舗。明るく広大なフロアの壁一面に新作・注目作が面陳され、熟女・人妻、SM、盗撮などマニアックな作品も充実し、映画

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飛び散った精液も拭き取るブラックな労働環境…風営法のグレーゾーンで営業! “個室ビデオ”産業のウラ側

――金太郎、花太郎、宝島24。AVを気兼ねなく快適に鑑賞できることから、自宅ではオナニーがしづらい所帯持ちサラリーマンの“救済の場”として機能している個室ビデオ。これまでユーザー目線で店内の様子をレポートするメディアはあったが、ここではその産業の実態やビジネスモデルの問題点に迫ってみたい。

首都圏の個室ビデオ市場を寡占している、〈金太郎・花太郎〉と〈宝島24〉のホームページ。

 “個室ビデオ”

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ヤクザもヲタ活するって本当? ウソかマコトか──ソフマップの握手会に並ぶ"若い衆"たちの実態

 世間のイメージ通り、ヤクザたちは女好き。そしてタレントもAV女優も大好きで、我々の想像以上に“ミーハー”なのだという。

『草食系男子の恋愛学』(メディアファクトリー)

「実はソフマップとかで開催されているサイン会にも、ヤクザの若い衆はけっこう行っているんですよ。普通にファンとして訪れて、『刑務所でお世話になりました』みたいに声をかけるそうです。生写真をもらってきて、『これに夜かけるねん!』と

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かつて裏ビデオに出た姐さん、若い衆もいた!? 売春チラシで年間20億円! エロ産業に絡むヤクザのシノギ

――ヤクザのシノギといえば、覚せい剤の売買や闇金融などを思い浮かべる向きも多いだろう。だが、風俗やアダルトビデオの販売といったエロ産業にも彼らは深く関わり、時に巨額を稼いでいるという。ここでは、「ヤクザのシノギとしてのエロ」という視点から、その歴史をひもといてみたい。

警視庁が発行する『警察白書』には「売春暴力団」の文字が。

 エロ産業の中でも、裏ビデオ販売や売春など、違法性の高いものになると

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「神ちゃまは最悪の人を選んだの」――動画メディアがVICEが報じたセックス教団の真実

 こちらの記事でも紹介した秋田の教団「リトル・ペブル同宿会」。その内側をインターネットメディア「VICE」の女性ディレクターが取材した動画がYouTubeにアップされている。全身真っ白の衣装に奇妙な笑みをたたえながら、シュールな教義を説明する教祖の自称ジャン・マリーこと杉浦洋氏。その内容は常識からかけ離れたものだ。

YouTubeにアップされたリトル・ペブルの動画。

「セックスやヌードが大好き

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厳格さの反動で生まれた性欲のゆくえ──聖職者の禁欲は“今は昔”? 今流行りの教義は性の解放だ!

――宗教において、セックスはタブー視されることも少なくはない。一方で、カルト教団の中には、積極的にセックスを教義に取り入れるものも確かにある。では、宗教の教義とセックスは、どのように関連付けられ、どのように考えられるべきなのだろうか?

ラエリアン・ムーブメントの公式HP。ビデオメッセージや関連書籍購入などの案内も用意されている。

ラエリアン・ムーブメントの公式HP。ビデオメッセージや関連書籍購

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肉体なきセックスも実現可能になる!? 小説家【海猫沢めろん】と考えるSF的“未来の性”とテクノロジーの発展

――AIやロボットの研究が著しく進んだ昨今、すでに海外ではセックスが可能なロボット=セクサロイドの開発も現実のものになっている。かつてSF小説の巨匠たちが夢見た“未来の性”は、すぐそこまで来ている。そうした最先端技術を紹介しつつ、最終的に人類がたどり着くかもしれない“セックス観”の境地を考える。

トゥルー・コンパニオン社が発表した“World's First Sex Robot”こと「ロキシー」

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所変わればセックス変わる!? 亀頭にピン、胎教としての間男……深遠なる性の文化人類学

――我々が価値を信じているセックスとは実はごく限定的な、この現代の日本社会に成立しているものにすぎない。もっと広く深い射程でその行為を捉え返すべく、アフリカやアマゾン、ミクロネシアなど異なる社会に発生した「性」のあり方をひもときながら、ヒトのセックスとは果たして何か? を突き詰めてみよう。

 いつの時代も、セックスに関する話題は尽きない。メディアでもセックス論は花盛りだし、最近では湯山玲子&二村

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萌えよドラゴン! 表現規制でグーグルが射精管理? 人間のエロ画像でヌけなくなる未来

――人の性的嗜好は千差万別だが、広大なインターネットを見ていると「本当にこれで興奮できるのか?」と思わされるエキセントリックなジャンルを目にすることがある。それらが成立した背景から、ネットとエロの今後について分析する。

車体とほとんど変わらない大きさのイチモツに貫かれ、なすすべなく陵辱されるステーションワゴン。傍らにある「駐車禁止」の看板がシュール。

「巨大なドラゴンと乗用車の激しいセックス」

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エロ記事強制排除でメディア爆死! 広告で権力化するグーグル帝国

――グーグルが提供する広告サービスであるグーグルアドセンスがエロ規制を強行している。その姿勢は表現の自由を犯し、金と権力を使って自社のポリシーに準拠させていることにほかならない。巨大化することでタブー化するグーグルとエロの現状を断固糾弾する!

グーグルが運営するアドネットワーク・グーグルアドセンス(上)。ネットメディアの運営には、欠かせないサービスだが……。

「『グーグル様』を怒らせてはいけな

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バレーボールはエロ観戦者が多い!? 「体育館は見世物小屋」経験者たちが語る本音

――前回の記事まで、メディア関係者に話を聞いてきたが、では、当事者である選手たちはどう感じているのか? バレーボールの全国大会出場経験者たちに、話を聞いていこう。

『名門高校バレー部のトレーニング』(宝島社)

【座談会参加者】
A:30代 春高バレー経験者
B:30代 インターハイ経験者
C:20代 春高バレー経験者

A 今からもう10年以上前の話ですけど、私の高校時代にもいたんですよね、毎

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神聖なスポーツをエロ目的で見るのは悪か!? 一番エロいのは当然ビーチバレー? おっぱい人気で大会数増の実績も!

――いよいよ8月5日に開幕が迫ったリオデジャネイロオリンピック。当然、出場選手たちに注目が集まる中、ついつい目が行ってしまうのが、一部女性アスリートたちの、露出度の高い、悩ましいユニフォームだ。そこで、ここでは、そんな彼女たちのユニフォームを通し、エロ観戦者たちの功罪に迫っていきたい。

『TO RIO GO GIRLS!―2015全日本女子バレーボールチームブラジル遠征写真集』(NBPMOOK)

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裁判ウォッチャーがグラドルに教示!性犯罪パンチラインから学ぶ芸能界の性被害回避術!

――連日のように全国の法廷で行われている性犯罪の裁判。そこには、ドラマを凌駕するハレンチな物語が生まれていた。法廷でリアルに飛び交った裁判官/検察官/弁護人/被告人たちの鋭きパンチラインを紹介しながら、性犯罪の闇を覗き見してみたい。

(写真/有高唯之)

 エロは基本的には気持ちよくてとってもイイものだが、時と場合が不適切であったり、相手の合意がない性的行為は、もちろん犯罪だ。しかし、この国では

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