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アートビジネスと金のキケンな関係【2016年7月号第3特集】

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村上隆はオークション落札額を操作した? モネの贋作を買って相続逃れ!アート・コレクター覆面座談会

――美術品の売買は、こちらの記事で触れたサザビーズやクリスティーズのようなオークション以外の場でも行われている。また、アートのコレクションは、個々人の美的趣味を満たすためだけになされるわけではない――。実際のコレクターたちに“現場”の実情をぶっちゃけてもらいながら、アート・マーケットに渦巻くカネと欲望に迫っていきたい。

『村上隆の五百羅漢図展』(平凡社)

【座談会参加者】
A 30代会社員
B

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美術がカネを生む本当の“理由”――ゴーギャン355億、セザンヌ325億、モナリザは“無価値”!?

――いま話題の「パナマ文書」をきっかけに有名絵画が押収されたり、ZOZOTOWN創業者がバスキアの絵を60億円超で落札したりと、アート絡みのニュースが話題となる昨今。ではそもそも、芸術作品に対する「値付け」とはどのような場所でどのように行われ、その価格はどのような意味を持っているのだろうか?基本知識を解説しつつ、そのオモテウラについてアートビジネス関係者の話を聞いた。

(写真/渡部幸和)

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