詩音 靜

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  • AI関連雑記

    自分のAI関連記事まとめ

  • できるだけChatGPTだけでリバーシソフトを作る

    あえて自力でプログラムを書かずにChatGPTだけで質問、指示、改善をお願いしてリバーシ(オセロ)プログラムを作っていこうという趣旨の第1弾です。

  • コンシューマ将棋ソフト

    過去に書いていた同人誌や、今後やっていくネタの走り書きなどを入れていきます。

最近の記事

生成AI、改めて意外とやれるものだなという話

事の始まりは仕事の隙間時間がかなり増えた今月、以前から書いていた「ChatGPTだけでリバーシを作る」の延長線上でゲームを作り始めていた。 気が付いたら、とりあえず遊べるであろう物が4本ほどできてしまったので、その話。 何を作ったかざっくり言うと、シューティング2本(どちらも同じ感じなので最終的には1本にする)、倉庫番ぽいやつ、ジャンプアクション(動くだけのレベルでゲーム性は皆無)。 それに、ビジュアルノベル風のものも枠だけ作った。 あとは去年から作ってた迷路ゲーム。倉庫番

    • 今年の同人活動の予定

      イベント出展再開の話現在、TMのライブ遠征などのためにざっくりスケジュールを空けていましたが、5/19でいったん区切りになるということで、次のターゲットを考えようかと。 参加するかどうかはさておき、一応スケジュールとして空けておくつもりの日程は以下の通り(2024/3/24現在わかっているところ) ・名古屋コミティア65(2024/9/29) ・レトロゲームサミット Vol.3(2024/11/30) ここまでに何かしっかりしたものが出せればいいなと思っています。 今作

      • 1月投稿滑り込み

        今年からはこちらで同人活動のベースをやる予定だったのですが、ずっとスト6やってましたw もうちょっとでキリがつくので、そしたら改めてやっていきます。 主題は、元々の通り「コンシューマの将棋ソフト」ベースですが、去年はオセロを作っていたこともあり、こちらでもやれる範囲でいろいろやっていこうと思います。 遅くなりましたが、今年もよろしくです。

        • 今年の雑感

          久々の書き込みは今年の振り返りとしようかと思います。 note開始 今年の2月か3月辺りから始めたnote。本来のブログの運用はそっちのけでこちらにちまちま書いている感じですが、バッチなんかがあると一つの区切りが見えるのでいいですね。それがとりあえず月1回でも更新しようというモチベーションだったりします。 格ゲー 普段話題に上げない話ですが、ここでは「クロスプレイ」の話を。 ほぼ動かしていたのはギルティギアストライブ(以下、GGST)と、ストリートファイター6(以下

        生成AI、改めて意外とやれるものだなという話

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        記事

          できるだけChatGPTだけで作るリバーシ(オセロ)ソフト その6(半分自前)

          CPUらしく定石を設定しよう強くするにはどうすればいいかをいくつか考えていましたが、まずは定石を入れようという結論に達しました。 で、ChatGPTに聞いてみたところ、以下のような結果に。 たぶん、この辺りは自前である程度準備しないと無理そうだという結論になりました。 で、今回は序盤定石に関してサイトの情報を基にChatGPTにプログラムを書いてもらおうという方向に。 今回参考にしたのは下記のサイト ここに書いてある「F5D6~」は将棋でいうところの棋譜で、横軸をa

          できるだけChatGPTだけで作るリバーシ(オセロ)ソフト その6(半分自前)

          できるだけChatGPTだけで作るリバーシ(オセロ)ソフト その5-2

          ちょっと間が開いたけど、実際には意外と色々試したりしています。 探索関数を変えてみた本来なら強化学習用に使うであろう方法を用いていたので、より実践向けの探索方法に変えてみました。 今回は新規のチャットを始め、以下のプロンプトを入れてSearchAndEvaluation関数を貼り付けてみました。 その回答が、次の通り。 以下にアルファベータ法を利用してリバーシの探索関数を変更しました。アルファベータ法は、ゲーム木の深さを制限しながら最適な手を見つけるための方法です。深

          できるだけChatGPTだけで作るリバーシ(オセロ)ソフト その5-2

          できるだけChatGPTだけで作るリバーシ(オセロ)ソフト その5-1

          評価関数を少しいじってみるここまで全く説明してこなかったので、評価関数について少し説明してみようと思います。 ・自分が打つ手が良いか悪いかを数値化するもの。 ・何をもって良いか悪いかを判断する基準を決めるのが、評価関数の中身。 現在はマトリックスの点数を基に、どこに打つと良いか悪いかを数値化して返していました。 当然ですが、これだけだと臨機応変に対応できません。角を取った方が石を取られたりするパターンが最たるものですね。 で、この部分をどのように変更しようかとしばらく考

          できるだけChatGPTだけで作るリバーシ(オセロ)ソフト その5-1

          できるだけChatGPTだけで作るリバーシ(オセロ)ソフト その4 おまけ

          前回書いたバグ修正部分も以下の質問で改善させました。 def choose_color(self): self.color_choice = tk.Toplevel(self.root) # 新しいトップレベルウィンドウを作成 self.color_choice.resizable(False, False) # ダイアログの最大化ボタンを無効化 # ラベルとボタンをダイアログに追加 tk.Label(self.color_choice, tex

          できるだけChatGPTだけで作るリバーシ(オセロ)ソフト その4 おまけ

          できるだけChatGPTだけで作るリバーシ(オセロ)ソフト その4

          前回は評価関数の作成から、最低限のブラッシュアップを行いました。 回答としては、以下の通りでした class MonteCarlo: BOARD_SIZE = 8 DIRECTIONS = [(0, 1), (1, 0), (0, -1), (-1, 0), (1, 1), (-1, -1), (1, -1), (-1, 1)] CELL_WEIGHTS = [ # (同じ配列) ] def __init__(self, boa

          できるだけChatGPTだけで作るリバーシ(オセロ)ソフト その4

          できるだけChatGPTだけで作るリバーシ(オセロ)ソフト その3

          今回は前回の探索関数、評価関数のざっくりとした修正と、簡易的な評価関数の作成を行います。 前回の記事 MonteCarloクラスの修正 前回の記事では、明確なコードを作ってくれなかったので、Reversiクラスから移植して対応してみました。 そこで、ソースコードを貼り付けて以下の確認を行いました。 返ってきた内容はこんな感じです。 色々返ってきましたが、ざっくり言うと(特に前半は)これじゃ動かないよってことです。 また、評価関数について、今回は簡易的なものを用意しよ

          できるだけChatGPTだけで作るリバーシ(オセロ)ソフト その3

          できるだけChatGPTだけで作るリバーシ(オセロ)ソフト その2

          前回からの続きで、修正を行っていきます。 ChatGPTが親切につけてくれた先手後手の選択ダイアログを機能させるのにちょっと面倒だったので、修正を持ち掛けます。 あと、質問して修正させるとかえって時間がかかるため、初期配置の石の色の部分だけは直接修正しました。これによって、ちゃんとプレイできるようになりました。 さらに、コメントを追記してもらうことで相当見やすくなりました。 ということで、ひとまず動かせるプログラムはここまで。 import tkinter as tk

          できるだけChatGPTだけで作るリバーシ(オセロ)ソフト その2

          できるだけChatGPTだけで作るリバーシ(オセロ)ソフト その1

          はじめに オセロはツクダオリジナルの商標のため、以降はリバーシで統一します。 今回は検索用にタイトルに入れました。 以前にも書いた、ChatGPTだけでリバーシを作るという話は頓挫していたわけではなく、優先度が落ちていただけで最近になって少しずつ活動を再開しました。 今回はまずは動くものを作ることを目標に書いていきます。 選定言語は、標準ライブラリでもGUIができるPythonとしました。 まずは、ChatGPTに記載するプロンプトを考えます。 出てきたコードは次の

          できるだけChatGPTだけで作るリバーシ(オセロ)ソフト その1

          AIイラストの本をイベントに出してみた

          今回、本来のカテゴリである「レトロゲーム」は残しつつ、AIイラスト集とポストカードを出しました。 イベントは、愛知でここ2年ほど前から始まったCircle Link。オールジャンルなので特に縛りもないし、1番出しやすいかなと。 結果として、そもそも一般参加者がほとんど来ませんでした。いや、マジで。そのため、今回はノーカンということで。 その僅かな一般参加者も足を止めてくれたのは本当に極数人。久々にアウェイの洗礼でした。 そのため、会話すらほとんどしてないので、何もなし得な

          AIイラストの本をイベントに出してみた

          40代から始める同人活動 その4

          その3がじわじわ読まれているようで、スキが付くのが嬉し恥ずかしだったりしてる今日このごろw X(Twitter)だけではリーチしない層に届いているのかなと思います。 今回のお題今回は、これからやってみたいという方に向けての出すものの話を改めてまとめてみました。 当方は、「レトロゲーム(PCエンジン)」「コンシューマ将棋ソフト」という特に後者は誰も扱っていないジャンルに「一次創作」「文章枠」で生息しています。 二次創作、漫画、イラスト系の人とは話や考え方がかみ合わない場合が

          40代から始める同人活動 その4

          ChatGPTと始めるリバーシプログラム

          8月よりゆるりとこちらを書いていこうと思います。 元々は将棋ソフトを作る前段階で探索関数や評価関数の作り方について勉強してみようかなと、ルールがシンプルなゲームとしてリバーシを選びました。 五目並べも試しにプレイできるものを作ってみましたが、こちらはルールが歪なため後回しに(ルールなしだと先手必勝で答えが出ているようです)。 現段階での作成の方針ChatGPTを利用し、基本的にChatGPTに任せたプログラムをする。 自己対戦による強化学習。環境にあまり依存しないCPU

          ChatGPTと始めるリバーシプログラム

          40代から始める同人活動 その3

          今回は印刷所選びの話。 やり始めた当時はオンデマンドで印刷ができるところが多くなってきていたようで、選択肢はいくつかの条件で決められます。 印刷所選び(何も知らないとき編) ・とにかく安い ・1部から印刷できる ・口コミ評価が高い 口コミ要素はおまけ程度で、とにかく部数と金額とのバランスが最優先でした。 前回にも書きましたが、普段は部数はとにかく少ないのでこの辺りが重要で、紙などは何も意識していませんでした。 印刷所選び(3年目あたり) ・出すものによって紙やサイ

          40代から始める同人活動 その3