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D2C エンジニア&データサイエンティスト

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株式会社D2Cのテックブログです。メンバーはNTTドコモの膨大なデータを活用し最適化された広告配信システムの開発をしています。
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記事一覧

Step CIを用いたAPI自動テストのすゝめ

はじめにこんにちは、D2Cのエンジニアの吉田です。 本日は私たちのチームが普段 Web API 開発で実際に利用している Step CI を用いたAPI自動テストの構築例を紹介しようと思います。 Step CI の簡単な使い方や利点をまとめ、CI/CDパイプラインとの統合についてまとめます。 Step CI とは…この続きは、エンジニアのための情報共有コミュニティ「Zenn」に投稿しています。是非ご覧ください!

[Next.js] Next.js14を使ってTodoリスト作ってみた

はじめにこんにちは。 D2Cのフロントエンドエンジニアをしています、廣瀬です。 今回は以前から個人的に気になっていた、Next.jsを勉強してみたく、手を動かしながらの方が身につくと考えたため、とりあえずTodoリストを作成してみましたので、その内容を記事にしたいと思います。 UIコンポーネントはshadcn/uiを使用したいと思います。 もしよろしければ、ハンズオン形式で当記事をご覧いただければと思います。 Next.jsとは?…この続きは、エンジニアのための情報共有コミ

GANと拡散モデルの調査

はじめにはじめまして、株式会社D2C(以下D2C)で内定者アルバイトをしている大橋です。 今年の4月から就職予定のD2Cで、現在生成AIの調査を行っています。 今回はその調査結果を記事としてまとめる機会を頂きました。 記事は3つに分け、以下の内容で執筆します。 GANと拡散モデルの調査 Flowモデルの紹介 画像生成モデルの比較 この記事は、"1. GANと拡散モデルの調査"についてです。 …この続きは、エンジニアのための情報共有コミュニティ「Zenn」に投稿し

JupyterLabのランチャーからVSCodeを起動できるようにする

はじめにD2Cには社内のデータサイエンティストのためのデータ分析基盤があります。 その分析基盤のサービスの一つにJupyterHubがあり、ユーザはJupyterLabのインスタンスを起動して利用することができます。 JupyterLab上でVSCodeを使用したいという需要があり、以前はユーザが自分でJupyterLabのインスタンス上にVSCode Serverをインストールして使用していました。 この方法だとユーザが自分でインストールする必要があったり、GitHub認証

atmaCup #16 参加記録

D2Cデータサイエンティストの吉井&市川です。 今年も12月に入り、アドベントカレンダーの時期が到来しました。近年、多くのブログ記事がアドベントカレンダー形式で公開されるようになり、情報が溢れる季節となりました。 弊社の技術ブログ「m-tech」も例外ではなく、アドベントカレンダー形式での記事公開を予定しています。私たちも参加を表明しましたが、12月になっても準備が進まず話題に困っていました。 そんな時、atma株式会社主催のデータコンペティション「atmaCup」の開

チーム・ジャーニーを読んでみた (前半)(Advent Calendar Day 15)

はじめに こんにちは、D2Cデータサイエンティストの小林です。 本日は、D2Cのデータサイエンティスト(MLエンジニア)をやっている須田さんとチーム・ジャーニーを読んでみた感想を記事にいたしました。 問題と解決編の要約 第1話 グループでしかないチーム 課題: システム立ち上げメンバーの1人が権力を持ってタスクをメンバーに振る、メンバーは事を荒立てないように発言を控えて言われた事をただやる、いわゆるチームになっていない状態になっている。 解決: チームになるための4

VARモデルの実装に挑戦

はじめにこんにちは、D2Cデータサイエンティストの郷原です。 本記事では、多変量時系列分析モデルの一種であるVARモデルについて、時系列分析初心者が自分なりの解釈と大まかなイメージを活用例をもとに紹介していきます。 もし、多変量での時系列分析を始める際に、本記事がお役に立てば幸いです。 VARモデルとはVARモデルってなに? VARモデルとは Vector Autoregression Model の略称であり、変数間の因果関係などを読み取ることができる多変量時系列分析手

GPT-3.5 TurboでFine-tuningして広告コピーを作ろう!

はじめに初めまして、D2Cのデータサイエンティストの髙橋と申します。 普段は、プロジェクトマネジメントやヒューマンマネジメントを行っています。 ちょうど先月、D2Cグループ史上初となる生成AIを活用した社内プロダクトをリリースしました。 その名も「キョウソウAI」というプロダクトで、広告コピーの自動生成を可能としました。 詳しくは、以下のプレスリリースをご覧いただけますと幸いです。 ・・・いやいや、ただの宣伝かよ。そう思った方もいらっしゃるでしょう。 ご安心ください。

Amazon QでチャットQ&Aアプリケーションを作る

こんにちは D2CエンジニアのYuki Suzukiです。 2023/11/27~2023/12/1に開催されたAWS re:Invent 2023では今年も様々な新サービスが発表されました。 中でもAmazon Qについては生成系AIサービスとして一番注目を浴びたのではないでしょうか。 Amazon QとはAWS re:Invent 2023で発表されたAWSの新サービスで、エンタープライズ向けに設計されたAIチャットアシスタントです。 (AWS版のChatGPTと考え

AWS Lake Formationの導入効果

はじめにこんにちは、D2Cインフラエンジニアの小川です。 先日、社内分析基盤のリプレイスに伴い、AWS Lake Formation導入を行い多方面でのシステム改善を実現しました。本記事では、Lake Formationを導入をしてよかったことをご紹介したいと思います。 背景Lake Formationの導入に至る背景として、大きく以下2点がありました。 データの二重管理分析基盤環境のあるAWSアカウントと、分析対象のデータの格納先のAWSアカウントが、複数アカウントおよ

チームで実施したコードレビューの見直しについて

はじめにこんにちは、D2Cエンジニアの原尻です。 私の所属するチームでは振り返り会でKPT法を用いています。先日、P(Problem)の部分でコードレビューに対しての言及が複数あったため、改めてコードレビューについて見直す会を設けました。 本記事では、チームで感じていたコードレビューに関する課題と解決のために作ったルールについて述べようと思います。 …この続きは、エンジニアのための情報共有コミュニティ「Zenn」に投稿しています。是非ご覧ください!

shadcn/uiを使って簡単なWebページを作ってみた

はじめにこんにちは、D2Cのフロントエンドエンジニアをやっている廣瀬です。 私が担当しているプロジェクトでは、Vite・React・MUIを主に使用しています。 最近、フロントエンド系の技術を調査してみたところ、shadcn/uiというものを見つけました。 今回、このshadcn/uiをViteで試してみましたので、その内容を記事にしたいと思います。 今回の記事では簡単なWebページを作ってみたいと思います。 …この続きは、エンジニアのための情報共有コミュニティ「Zenn

VPC Service Controlsを用いてデータ制限を行う

こんにちは D2C エンジニアの羽原です。 この記事は、D2C m-tech Advent Calendar Day8の記事です はじめにGoogle Cloudの機能としてVPC Service Controlsがあります。 こちらの機能を用いることで、Google Cloudのリソースに対して仮想的な境界を作りデータの制御を行うことが可能となります。 しかし、設定項目が多くどのような操作がコントロール配下になり、システムに影響がでるかわからないことも多くあります。 本記

JupyterLab Extension開発入門

こんにちは D2Cデータサイエンティストの吉岡です。 D2Cでは社内データサイエンティスト用の開発環境としてJupyterLabを利用しています。私のメイン業務はこの開発環境の開発保守運用なのですが、既存のJupyterLab Extensionでは解決できない課題が発生した時のためにも、JupyterLab Extensionの開発方法を調査いたしました。 自分用の覚え書きの意味も込めて、今回記事にさせていただきます。 …この続きは、エンジニアのための情報共有コミュニ