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No.5 ビデオカメラのリベンジ

皆さんは撮影のとき、どんなカメラステータスで撮っていますか?フルオートで手振れ補正をかけて撮っている?OKです。それでいきましょう。そう断言できるのは、ビデオカメラの進歩がすごいからです。ワンオペで使う小さなカメラにもマニュアル機能はありますが、操作がややこしいので、そこにこだわるとせっかくのよい場面を撮り逃がします。基本はオート、どうしても必要なときはマニュアル。それがワンオペのコツです。

少し前になりますが、背景をぼかすために一眼レフによる動画撮影が流行りました。私も使っていましたが、やはり細かい点でビデオカメラには劣ります。画質がいいので、風景を撮るなど、「相手」が逃げないなら一眼のほうが有利ですけど、とてもじゃないがドキュメンタリーを撮るような機動力はありません。

まずはフォーカスですが、一眼レフのオートフォーカスは鈍く、結局マニュアルで撮ることになるので、とても大変です。また、手振れ補正も効きが弱い上、機材の形状ゆえに手持ちでフィックス(固定)を撮るのが難しい。ビデオカメラは、その点オートフォーカスの追従度が高く、また親指の付け根あたりに重心が乗るので、フィックスが撮り易いのです。

一方、SONY ZV-1やi-phone14 のように、ワンタッチで「自動的に背景をぼかす」機材も登場しましたから、いずれビデオカメラに搭載される可能性もあります。なんといってもVlog時代ですからね。ビデオカメラでも1インチセンサーのカメラはすでにありますので、動画における一眼レフの優位性はやや崩れてきてしまっているのが現状かなあと。

文化として考えても、写真と動画は漸近線のように隣り合っているものの、趣味であれ、仕事であれ、最終的な表現のあり方が異なるので、ずっとこれは漸近線だと私は思ってます。いくぶん保守的でしょうか?

まあ、そんなわけで私は一眼レフを動画に使うのをやめ、再びビデオカメラで取材しています。サブとしては、DJI POCKETを使っています。ソニーの「空間式手振れ補正」とか、地味ではありますが、ビデオカメラの技術的進歩を信頼していきたいと思っています。最近、各社とも新作が出ませんね。メーカーの皆さん、がんばってください。(2023年7月31日)

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