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「屋那覇島」買収のEXIT(イグジット)戦略2/3

義昌商事が屋那覇島の大半部分を購入。同社代表の馬さんは、アジアメディア社という日本株式市場と根深い因縁を持つご経歴であることなどは『アジアメディア社の、元CEOが仕掛ける「屋那覇島」買収で気付いたこと』で書きました。

前回は少しメルヘンな期待を持ってしまっていましたが、違う現実が見えてきました。

・島を開発するのにすげーお金も時間も掛かるよ?
・中国の領土にするなんて無理だよね?

とか、考えていくと。ぼくの一つの答えが出ました。

今回の中国関連企業による屋那覇島買収とは、
中国領土にしたいとかでは一切なく、ただの「転売ビジネス」
なのだと。

馬さんは、日中に精通し、北京大学を卒業された超エリートであり、いわくつきの上場企業を引き継いだ元CEOであり、不動産のプロであり、またミシュラン三つ星の中華料理店や日本の旅館も経営される(されていた?)謎多きタフで老獪な凄腕ビジネスマン。

その術中にハマりつつある…のだと気付かされました。

元の島所有者の奥茂治さん曰く“詐欺師がうごめくいわくつきの島”であり、そんな誰も買いたがらない島だからこそ炎上させる必要があったのです。

中国人女性インフルエンサーによるSNS投稿で「日本の島買ったわよ!所有権よ!」と世界を煽ることで、日本をざわつかせ、日本人の愛国心を奮い立たせているわけです。

そして日本人が「安全保障をーとか領土をーとか」叫べば叫ぶど、“必要以上に”屋那覇島を取り返さねばというマインドになり、最終的には日本政府や日本人に高値で売る(転売する)ことが出来るというわけです。

以上、すごいビジネスマンの少々手荒いビジネス【EXIT戦略】なのだという答え、説でした。2023/2/20


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