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【分かること分からないこと】


投資だけに限りませんが、長いこと1つのことをやっているとどうしても視野が狭くなってしまう人が多くいます。

特に多いのが目的と手段の混同。
分かりやすいのが仕事は本来お金を稼ぐための手段にすぎないのに、あれこれやって集中すると仕事することが目的となってしまいがちです。

投資もあれこれ勉強したり、ずっとチャートを見ているとどうしても視野が狭くなってしまいます。
「この後上にいくのか、下に行くのか」
こういう視点になってしまいます。

もちろんその予測はするのですが、しかしこればかりはどうなるか分かりません。
私も学校で習っていた時によく言われましたが「上も下もある」のです。

じゃあ分からないじゃないか!となりそうですが、ここが論点ではないのです。

大事なのは何が分かっていて、何が分かってないか把握をすることです。

この後値動きがどう動くかは分かりません。ですが、ロットをいくらにしてこのくらい上がれば(下がれば)このくらい増える(減る)と分かります。

もっと簡単なとこだとスプレッドはこのくらいあるので、押した瞬間にマイナスいくらになるというのも分かります。

「当たり前じゃないか」と言われそうですが、これが集中していると忘れてしまうもの。
仕事も生活のためにやってますが(もちろんそれ以外もある)なぜか無駄な社内の人間関係だったり、いらぬストレスでイライラしたりします。

わかっていて当たり前を忘れてしまうことが常にある。
そして分からない未来のことを考えすぎたり、悩んだりしたりします。

だからこそ大事なのは、キチンと何が分かって何が分からないかを把握すること。

FXも例えばバイナリーなら、この後どこに動くかは分からなくても、1ピップスでも当たっていれば勝ち。外れたら負け。
そして負ければ⚪︎円、勝てば⚪︎円になる。この程度はわかります。

だからこそ、分からないことを分かろうとするのではなく、分かることをどうするのかが大事なのです。

バイナリーでは、勝っても1.8倍くらいしか返ってこない。そうなると相当不利な戦いというのは分かるはずです。
じゃんけんで「君が勝ったら800円あげる。でも負けたら1000円くれ」と言われたらやりますか?
この地点で分かると思います。

それでも相場が読めればいいと言うのであればやればいいだけです。

FXも仕事も遊びも将来の不安もetc
とにかく分からないことに怯えたり不安になる人が多い。
まずは何が分かっていて何が分からないか、当たり前だと思っているところに以外な盲点があります。

もちろん見るのは分かっているところ。それを踏まえてどうするかは個人差があるので、まずは分かる・分からないを仕分けすることをオススメします。

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