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★50代は花の時代か

先日、「阿佐ヶ谷アパートメント」というエネーチケーの番組をちらっと見た。そうしたら出演者の70代お姉様方が、「戻れるなら50代がいい、いろいろわかってきたのがその頃だったから」…みたいな話をしていた。

ここでまた占星術師の向真希さんのツイートを引用する。

冥王星120度時代=50代前半(とそれ以降)は花の時代とお伝えしていますが。親や配偶者の介護、子どもの行末、経済面、自分の健康と仕事など悩みがなくなるわけではなく。花の正体は手持ちのカードで帳尻合わせできる幸せ感
=自分を知った身の丈の歓び。鍵は火星期までにカードを増やしておくこと。

私はもうアラフィフではなくて、ミドルフィフティなのだが(ちなみに火星期というのは35〜45歳くらいまで)、この50代前半は花の時代だったかというと、

まったくそのとおり!

なのであった。

まあ、そんな大それた人生ではないのだが、独身の頃には海外旅行もできたし、サターンリターンもあったし(いやその直前に出生の水星に現行の土星が乗ったときのほうが大変だった)、結婚してからは子育てとそれにまつわる人間関係、娘のPTAとか息子のPTAとか…校外の担当で青少健とか自治会とか関わったのでいろいろ鍛えられた。PTAもそうなんだけど、自宅で内職しつつ独居だった夫親の介護もやった。朝の5時半に警察から「裸足で外にいたので保護しました」なんて電話をもらったこともある。
家も車も持たず、なんとかやりくりして子供二人は奨学金を取ることなく大学に行かせられた。車の運転や接客とか販売とかできないことも多いけど、ちょっとはカードが増やせたかなと思う。まあ、配られたカードで勝負するしかないってスヌーピーも言ってるし。

で、迎えた50代。介護も終わったし、子供にも手がかからなくなった。仕事は増やさないとやっていけなくなった(パートに出た)けど、自分で使える金銭も時間も増えたし体力的にもまだなんとかなる。仲のいい友人はいないけど、職場の同僚とはそこそこつきあえている。そういうバランスが取れるのが50代なのかなと思う。(もともと持ってないけど)女性らしさを武器にする必要も無いしね!!
ここ何年かはあの感染症のせいで世の中が大変なことになっていたけど、人混みが苦手で元々引きこもっていられる自分にはスッカスカの街が快適だった。
あとは推しの存在だ。2020年なんてホントに楽しかった。

前にも書いたけど、今木星と海王星がガバガバなので面倒なことはポイっとできて、開放感が半端ない。家事なんかまともにやってない。酒量も増えた(それはどうなのか?)。なんかもう…頑張らなくてもいいんだ、それでも世の中は回っていくんだなと思う。
それに加え、ここへきてあれはここに繋がっていたのか!みたいな経験をすることも多い。子供のころは、自分の名前がおばさんくさいと思っていて、名乗るのに抵抗があったのだが、今はしっくりくるようになった。

もうちょっとしたらまた介護とか、自分の体の不調とかが発生するのかなと思う。それまで今を楽しんでいるところだ。

…ヘッダ画像はレゴのボタニカルシリーズ。この歳で自分用にレゴ買っちゃうとは思わなかった。楽しすぎる。

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