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#132 こうやって子供はだんだんお父さんから巣立っていくのかな、とわずかに感じた連休最終日

さて。冒頭の枕詞もなく、いきなり書き始めることにするね。

GWは毎年のジンクスが今年も的中。去年はお父さんが発症したコロナリレーがみんなに移り、どこにもいけないGWだった。2年前も、3年前もキミたちのどちらかが体調を崩し、予約した旅行をキャンセルした笑。

今年も絶対に何かあるだろうと、お父さんとお母さんはもはやGWに期待をせずに何の計画も立てていなかったのだけど、やはりその予感は的中で今年はお母さんがコロナちゃんだ。その後、弟のキミが39度まで出る高熱が続いたために間違いなくコロナだと思ったけど、陰性。インフルエンザもRSも全て陰性で普通の風邪だった。いずれにしても外出はできないね、ということで今年も近所の公園で遊んだり、プールに行ったり、とご近所さんだけどそれはそれで有意義な休みになったよ。

お父さんと二歳のキミは1泊2日の弾丸でお父さんの実家に帰ったけど、それはそれは大変な旅だった。キミは新幹線の中で愚図ってラオウと化し、お父さんはデッキへキミは強制連行、キミはそこで周りの壁に頭突きをしたり、寝そべったり、全然目的地でない駅で下車しようとしたり、と大変だった。お父さんは2時間立ちっぱなしだ笑。そのエピソードはまた別の機会に。

今日は連休の最終日。キミたちを連れて夕方に近所の公園で。いつもの通りストライダーにサッカーボールを持ち、2歳のキミはベビーカーで公園へお出かけだ。そしていつもの通りブランコとか砂場で遊んでいると、6歳のキミは近くにいた小学生のお兄ちゃんたちを見て、「パパ、あの子たちと遊びたい」と。お父さんは「ちょっと歳が離れすぎているんじゃないかなー」とぼそぼそ言っていたけど、キミは果敢に「一緒に遊ぼう」と輪の中へ。心ある小学生たちはだいぶチビのキミと一緒に遊んでくれていた。ドッジボールをしたりサッカーをしたり競争をしたり、という感じだったけど、キミは臆することなく何だかいろんな発言をして輪の中でも目立っていたよ笑。

お父さんは2歳の弟を見ながら、キミの様子を遠くから見ている。小学生のお兄ちゃんたちは近くにお父さんがいるなんて思っていなかっただろうね笑。キミは覚えたてのノーバンリフティングを披露したり、三点倒立を披露したりして、それなりに盛り上がっていたので、武器を持つのは強いな、とお父さんは目を細めながら見ていたよ。

18時になると小学生たちも三々五々帰っていく。キミはまだサッカーをやりたがっていたけど、もう晩御飯の時間だ。お兄ちゃんたちに御礼を言って「またねー」と言って別れたね。

いつだかは他の公園で一緒に遊んで、と小学生の輪に乗り込んだら「いや」と言われて泣き叫んでいたことを思い出しながら、今日は楽しく遊べて良かったね、優しいお兄ちゃんたちだったね、とお父さんはキミに言葉をかけていたよ。

キミは夜ご飯の途中でもうバタンキューで、寝ているキミの口を開けてお父さんは歯磨きをした。今日は午前中に幼稚園のイベントで3時間しっかり体を動かし、午後はお兄ちゃんたちとしっかり遊んだので疲れるのも無理はないね。

お父さんはキミを持ち上げて寝室に運びながら、「パパー枕投げしよう」と常に誘ってくるキミを「ちょっと待ってねー」とか曖昧にしていることを思い出した。キミは今日のお兄ちゃんたちと一緒に楽しみながら存分に遊んだようにこれからはどんどん友達と遊ぶ機会が増えていくのかな。

寝室で枕投げをしたり、家の前で自転車を乗り回すのにタイムを測ったり、公園でおにごっこをしたり、ということもだんだん減ってくるのかな、としみじみと思いながら、「パパー」「パパー」と来てくれるうちは全力で一緒に遊ばないと勿体ないなと感じた連休最終日だったよ。

キミの手紙には「パパいつもあそんでくれてありがとう」と書いてある。お父さんも、寝ているキミの寝顔に「今日も遊んでくれてありがとね」と伝えて、穏やかな連休を締めくくったよ。

明日からまた頑張ろう。

これから羽ばたくキミたちへ。お父さんはキミたちに体力負けしないようにさっき走ってきたところだよ。

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