【NST】01.New Standard Tuning?

先日の来日公演観ておけばよかったー!と今更ながら思っています。キング・クリムゾン。そのリーダーでありギタリストのロバート・フリップ先生は、1984年頃から「New Standard Tuning」(NST)なるチューニングでギターを弾くようになったそうです。

1984年というと私dadzijuwhaの出生年であり、NSTも提唱されてからけっこうな歳月が経っておりますが、このニュースタンダードチューニングが「スタンダード」になる気配は…ないですねー。
でもつい先日、出来心で試しにNSTで弾いてみたんです。そうしたら、なんだか新しい可能性が開けたというか、結構気に入ってしまいまして。しばらくこのチューニングを研究してみようと思っています。

今回はとりあえず、チューニングと弦のゲージについてです。チューニングは、
・6弦:C(通常の6弦Eマイナス4半音、または7弦Bプラス1半音)
・5弦:G(通常の5弦Aマイナス2半音)
・4弦:D(通常の4弦Dプラスマイナスゼロ)
・3弦:A(通常の2弦Bマイナス2半音、または3弦Gプラス2半音)
・2弦:E(通常の1弦Eプラスマイナスゼロ)
・1弦:G(.08という激細の1弦用ゲージでプラス3半音)(弦を張るときヒヤヒヤする)

ちなみに私は7弦ギターも同様にチューニングして、7弦はF(8弦F#マイナス1半音)にしました。

C major scale / NST 7string guitar

上記の方法で、市販の弦セット+.08ゲージのバラ弦一本で一応済ませています。適正なゲージ、適切な弦の太さをもっと突き詰めたい方は英語のWikipediaへどうぞ。

1・2弦間だけ短3度、ほかは完全5度音程になっています。この5度チューニングが基調ということが、楽器の鳴りとか響きにも影響してる?なんだかクラシカルな気分になるのはチェロやバイオリンのチューニングに近いから?あと単純に楽器の音域が広がるのも魅力。

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