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【スト6】強化されたリュウを見て、キャラ調整って難しいな…と感じたお話

先月末、スト6にエドの追加と同時に調整が入ってから、一番の注目株…というか話題になっているのはやはりリュウだと思います。

もう二ヶ月前になりますが、「リュウが弱いのって寂しいよね」という論旨の記事を書きました。まだ6は一年目なので、今後への期待も込めての調整案も一般プレイヤー目線の浅い考えながらに綴っています。

主人公の風格を取り戻す計画・第一弾?

私の考えたリュウ強化案は、波動拳、通常技を強くして立ち回りを強くする…というものでした。具体的には中足をもっと長く~的な事を書きましたが、見た目とは裏腹にケンより中足、長いんですねリュウ。グラフィック的にケンの方が長そうに見えるので意外でした。

リュウの中足払い
ケンがこちら
姿勢による印象でしょうか

実際の調整内容は、こんな感じでした。

・大ゴス(鳩尾砕き)の強化
・破掌撃を中心に、必殺技の性能アップ

立ち回りの強化もありましたが、どちらかというと変化に近いものでした。これまではコンボパーツで、使う使わないはどちらでも良かったような新技の破掌撃が6リュウの目玉である、と言わんばかりの「肝」へと変わったんですね。
これによってウメハラ氏をはじめプロプレイヤーの方達もこぞってリュウを試しており、その所感が色々と述べられています。

で、このトップ層の意見を総括すると、

「高火力を出すために生命線である弾(波動拳)が撃てなくなるので、面白くはなったが強いかと言われると…」

という感じであり、以前よりは使えるキャラになったのは違いないがプロシーンに出てくるかと言えばそれはNO、という状況です。
今後、大型調整も予定されているのでそちらに期待、ですが段階としてまず最下層から這い上がってきているのは良い傾向なのかな、と思ったりもします。

ちなみに私もちょっとトレモでコンボ練習をしてみたりしましたが、7000ダメージを越えるコンボは気持ち良すぎて麻薬と呼ばれる所以に納得ですね…。
これで安全に集中出来るシチュエーションを増やし(全体Fの短縮)、強化版の使いどころを選べるようになればケンに匹敵、もしくは越えるキャラになるかもしれません。というか現状の集中の仕様は初代ヴァンパイアのようで不自由極まりないんですよね。

強さorロマンという、永遠の課題

しかし今回のリュウ周りの状況を見ていても、格ゲーにおけるキャラ調整というのは本当に繊細で難しいんだな、と感じます。
何もかもが強いキャラを作るのは簡単だと思います、今作でいえばJP、ルークのような。しかし安直な強キャラは嫌われますし、大会シーンの温度を下げてしまう事にもなります。逆に温度を上げるのは不自由な点が目立つキャラを職人肌のプレイヤーが暴れさせた時などですが、こういうキャラは普通の人には敷居が高すぎる、という相反するものになります。

強さか、ロマンか。
これは開発者側もどちらに寄せるかを常に考えている要素なのだと思います。長年格ゲーをやってきて、見てきてもいますがなかなかこの二つの共存は出来ないものです。

ロマン~♪

さて、では私のメインキャラ、マノンはどうなのでしょう。
現状を言えば、キャラランク的な評価は低くメダルによって投げ技の威力が上がっていくという点では完全にロマンキャラの部類なんですね。
しかし…私自身、マスターに上がりたてのレベルで実力はまだまだですが、それでも発売当初から個人の腕としては上げ続けてきた、という自負を持って言わせてもらうと、このキャラはやはり強いと思っています。
マノンも幾人かのプロプレイヤーがサブキャラとして使ってくれています。そしてその評価も二極化しており、「強い!」と「弱い!」に分かれているんですね。この違いはどこに出るかというと、もうこれは各々のスタイルにとって合う、合わないという話ではないかと思っています。

ドライブラッシュを多用するキャラを使っている人にとっては使いにくいキャラでしょうし、歩いて距離を詰めるタイプのキャラを使っていればしっくり来るのがマノンだと思います。
強さかロマンか、という論点で挙げる「強さ」とは違うのですが、結局プレイスタイルと合致するキャラがその人にとっての強いキャラになるので、私は今後も「強いキャラ」だと思ってマノンを使っていくと思います。それでも、やはり調整でのバフ・ナーフは気になるものですから世間的な評価の低さは逆に好都合である、とさえ捉えています(弱体化される事が考えにくいため)。

そして、少し強くなって面白くもなっているリュウも、サブキャラとして使っていこうと思っています。
…が、現在はマリーザが面白くて困っちゃうな~って感じのスト6雑記でした。

マノンvsマリーザ
女性キャラ対決ですが、とてもそうは見えない絵面ですね

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