『 #ダイレクトリクルーティング の教科書』 を読んだ #採用 #エンジニア採用
はじめに
私は、Findyというエンジニア特化型のダイレクトリクルーティングサービスを提供している会社に所属しております(最近ではエンジニア採用支援サービスだけでなく、採用後エンジニア組織のパフォーマンス最大化を支援するサービスも提供しております)。
その中で、改めてダイレクトリクルーティングについて学び直しをするため、以下書籍『ダイレクトリクルーティングの教科書』を読んだので、本記事にてまとめてみたいと思います。
本書&本記事の対象
ダイレクトリクルーティングの教科書とは
【著者が語る】この一冊でスカウト採用の全てがわかる! ダイレクトリクルーティングの教科書 - 日本人材ニュースONLINE
本書は、スカウト型採用である「ダイレクトリクルーティング」について網羅的に解説した書籍です
BIZREACH や RECRUIT DIRECTSCOUTなど全職種型のダイレクトリクルーティングの手法のみならず、過熱するエンジニア採用のスカウトノウハウも、詳細に収録しています。優秀な人材を採用したいと考えている方にとっては必読の「新たな時代のリクルーティングの教科書」です。
採用市場の課題
1.労働人口減少による人材不足
「いい人材を採用したい!」けどなかなかできない、会えない
特にITエンジニアの採用は熾烈を極める
SaaSスタートアップ・メガベンチャーの急成長
DXのトレンドと内製化
SaaS(ソフトウェアを事業の中心に据える)スタートアップ・メガベンチャーはもちろんのこと、SIer・SESなどのシステム開発会社以外の会社(大手・非IT事業会社)もITエンジニアを募集するようになっている
これまでIT開発は外部のベンダーに外注していたが、エンジニア組織を内製化する企業の動きが増えている
少し前までは、大手もネームバリューで採用できていたが、優秀な人材の間でスタートアップ・メガベンチャーや外資(GAFAMなど)で働きたい志向が高まっている
ー>大手日系企業も「待ち」の姿勢では、優秀な人材が集まってこなくなっている
2.人材の多様化により採用すべき職種の増加
志向性の多様化・専門性の多様化…などなど、職種が幅広くなってきている
3.売り手市場・労働者優位のマーケット
「選ぶ立場」ではなく、「選ばれる立場」になることが急務になっている
代表的な採用手法
まず代表的な採用手法は以下のようなものがあります。
求人広告
人材紹介エージェント
リファラル採用
ダイレクトリクルーティング
そのなかで、エンジニア採用に関わらずですが、これが正解といったものはありません。しかし、企業のそのときどきの状況によって、適切な採用手法は一定あると思います。
特に企業のフェーズによって、求められる人材像や組織課題は異なるため、それらに合致するエンジニア人材の採用手法が求められます(以下弊社代表の記事も参考にしていただければと思います)。
これら採用手法の中でも、今回は「Push型」の採用手法であるダイレクトリクルーティングについて主に記載していきます。
「Pull(待ち)型」から「Push(押し)型」へ
「待ち」では人材を採用できない・労働者から「選ばれる立場」になる必要があるという背景から、注目されているのが「ダイレクトリクルーティング」です。
従来の「求人広告」「人材紹介エージェント」といった採用手法の特徴は企業側が応募者やエージェントの反応を待つ「Pull型」である一方で、「ダイレクトリクルーティング」はスカウト媒体と呼ばれる人材紹介会社がもつデータベースに企業の人事や採用担当者などがアクセスして、見つけた候補者にアプローチする「Push型」の採用手法です
このデータベースには「”仮に”もっと良い職場があれば、転職したい」と考えている転職活動中ではない人材(転職潜在層)も登録されています
ダイレクトリクルーティング
ダイレクトリクルーティングの採用手法を取り入れるメリット/デメリットについてです。
メリット
採用要件に適した対象者のみとやり取りができる
転職潜在層へアプローチができる
採用市場のトレンドが把握できる
採用計画が立てやすい
企業としての採用力も鍛えられる
デメリット
担当者の工数が増える
社内関係者の巻き込みが必要
導入してから効果が出るまで時間がかかる
また、ダイレクトリクルーティングを利用する前に押さえておくべき4つの項目になります。企業や組織の状況によって以下を押さえながら採用手法を考える必要があります。
採用できる人材の質
採用できる人材ボリューム
採用期間
工数
Findyは以下の仕組みにより、通常のスカウト媒体よりも比較的工数少なくご利用頂けます
ダイレクトリクルーティングの具体的な手順
スカウト送付前準備
スカウト送付後
日程調整
面談や面接の設定
振り返り運用
ITエンジニア採用のポイント
ITエンジニアエンジニアを採用するには、以下のポイントを押さえるのが重要です。
現場知識の理解
システムが動く仕組み
システム開発工程
開発言語
https://twitter.com/dai___you/status/1673894588577374210?s=20
役割・役職、職種
転職マーケットとのアジャスト
採用要件
積極的な情報発信
プロダクトの思いや解決したい問題
メンバー紹介
エンジニアの教育制度や文化
エンジニアの社内開発環境
技術ブログ
メルカリ:https://engineering.mercari.com/blog/
現場の協力
さいごに
以上、いかがでしたでしょうか?今回は『ダイレクトリクルーティングの教科書』の&Findyサービスを展開するなかでのTipsも取り込みながら、まとめをかいてみました。
このあたりの分野に興味のあるHR・エンジニアの方はお気軽にDMください!最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
参考
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