【ド緊張!】年度初めの保護者会
こんにちは!
初担任のサポーター、だいです!
主に「学校教育」をテーマに発信しています。
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①「教育」全般に興味がある人
②「教育」に悩みや不安がある人
③(ゆえに)自信がなくて、
同志もいなくてもがいている人
④自分らしくありたい人
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ぜひ、最後までお付き合いください。
はて、何を話せばいいのか?
経験の浅い先生にとって
この時期、最もプレッシャーに感じるのは
保護者会ではないでしょうか??
教員になるまでが最短ルート
(という言葉が適切かわかりませんが)の場合、
大学を卒業して
いきなり「先生」扱いなんです!
保護者の前で
「子どもたちの先生」としてふるまう・・
その緊張感はいかばかりか・・・?
僕自身は、転職してから学校の先生になったので
初めての担任は29歳のときでした。
それでも、ずいぶん、緊張したのを
今でもよく覚えています。
というわけで、
今回の記事は、
僕が実際に保護者会で話した内容を
そのままのせてみたいと思います。
テンプレートとして
活用してもらって構いません。
参考になれば嬉しいです。
話す言葉を削ること
で、その前に注意。
なるべく
「話しすぎない」「言葉を削る」
これ重要!
たとえば、
新入生の担任をして
保護者会をする場合を
イメージしてみてください!
その前に
入学式だけで
・校長のあいさつ
・PTA会長のあいさつ
・主賓たちの紹介・あいさつ
・電報紹介
・新入生代表の言葉
などなど、
たっぷり言葉のシャワーを浴びているのです。
その上、担任が冗長にダラダラ話すと
聴いている方は、疲れてしまうでしょう・・。
伝えたい内容を厳選して
簡潔に話す
を意識すること。
そうすると、
「この先生、話がわかりやすい!」と
好意的に受け取ってもらいやすくなりますよ。
じゃあ、それぞれの場面で
押さえておきたいポイントを紹介しますね。
自己紹介
まず、何より保護者が気になるのは
1年間お世話になる先生のお人柄。
「名前」と「出身地」を伝えたあとは、
「趣味」や「特技」を話して、
ちょこっとだけ、
あなたの人柄が伝わるといいですね。
(しゃべりすぎないこと)
出身大学とか、
職員経験年数を
話す必要はないでしょう。
こんな感じです。
あなたの信念および学級経営方針を伝える
自己紹介は
サクッと1~2分でいいでしょう。
むしろ、
伝えるべきことは、
ここからです。
1年間かけて、
あなたがどういうクラスを作りたいのか?
保護者に伝えます。
といっても、
これは生徒に伝える内容と同じでOK。
あなたの教育理念ともいうべきもので、
ここをブレずに伝えると、
生徒も保護者も、
あなたの方針が理解できるので、
コミュニケーションしやすくなります。
理念の作り方は以前、
この記事に書きました。
たとえば、
僕が関わってきた先生方は、
以下のような理念を
生徒や保護者に伝えていました。
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「いつも心に笑顔を、いつも心に太陽を」
「楽しみ上手であれ!」
「チャンスは誰にも公平だ」
「がんばらないをがんばろう」
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なぜ、あなたが教師を目指すようになったのか?
その核心ともいえる部分です。
時間をかけて説明してください。
僕の場合を紹介しますね。
良いことを言おうなんて気負いは要りません!!
表現の上手い下手なんて全く関係ないこと。
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友達を大切にしよう。
チャレンジし続けよう。
感謝の心を忘れずに。
いつでも笑顔でいようね。
いじめはダメ、絶対。
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でもOKです。
表現の上手い下手なんかより、
あなたの実感がこもった言葉の方が
断然いい。
生徒に、
そして保護者に、
あなたは何と伝えますか??
ここは真剣に考えてみて下さい。
生徒の1年間+事務連絡
「自己紹介」および
「学級経営方針」を伝えたら、
次は生徒が過ごす1年間を
年間行事予定などを示しながら伝えていきます。
保護者が一番知りたいのは、
担任情報よりも、
子どものことなんで(笑)、
子どもが学校でどんな生活を送るのか?
保護者がイメージできるといいですね。
続いて、事務連絡。
年度当初は配布するプリントや
提出していただくプリントも多いので、
その説明を、簡潔に伝えましょう。
ここ、意外に時間がかかると思います。
保護者も熱心にメモします(笑)
アンケート(保護者の思いを知る)
ここまでで30分程度ですかね。
保護者会の時間は学校によると思いますから、
さらに時間がある場合、
僕は、保護者同士の自己紹介や、
お子さんの様子を話し合う場にしていました。
保護者同士でグループを作り、
話し合ってもらうと、
あっという間に時間が経ちますよ。
で、最後の最後、
僕は必ず保護者にアンケートを
書いてもらっていました。
聞きたい項目は2点。
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①昨年度のお子様の様子を
(差支えない範囲で)お書きください。
②1年間、学校生活を送るにあたり、
お子様に何を期待されますか?
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いくつか実物を示しますね。
(質問は2年進級時の保護者会で行いました)
僕、
このアンケート用紙をとても大切にしています。
永久保存版です。
だって、このアンケートには
保護者の生徒に対する思いが詰まっています。
あなたが、
生徒や保護者の前で
所信表明したときの
強い思い。
当然、そんな気持ちを
ここまで育ててきた保護者もまた
持っているのです。
その気持ちを理解しないで経営はできません。
ビジネスに置き換えるなら、
お客さんのニーズを知らないで
商品売るようなもの。
ありがた迷惑になりかねませんよね。
学級経営するうえで
教師であるあなたの理念だけで
ことを進めようとするなら、
それは
押し付け
になりがち。
クラスには
生徒がいて、
生徒の背景には
保護者がいます。
当然のことながら、
生徒だって、保護者だって
どんな1年間にしたいのか?
どうなりたいのか??
という思いがあるのです。
必ず知っておきましょう。
やり方は簡単。
アンケートです。
スタートのときに、
必ず、紙に書いてもらって保存しておきます。
あとあと、
面談や電話で話す際に、
そのアンケート用紙はとても参考になりますよ。
クラスに関わる
すべての構成メンバーの価値観を
尊重し合う姿勢が安心安全感を醸成します。
そして、
本音で話しやすい雰囲気が生まれます。
話すよりも聴くことの方が何倍も大事
あなたにとって
よい一年のスタートが切れることを
祈っています!
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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