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【家族】「ごめんなさい」が言えなくて

こんにちは!
初担任のサポーター、だいです!

主に「学校教育」をテーマに発信しています。

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①「教育」全般に興味がある人
②「教育」に悩みや不安がある人
③(ゆえに)自信がなくて、
 同志もいなくてもがいている人
④自分らしくありたい人
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に向けて、

自分が今まで投資して得た
価値ある学びを

月・水・金の
週3回の頻度で

有料記事も織り交ぜながら
発信します。

無料部分でも
有益な学びは、
たくさんありますので

ぜひ、最後までお付き合いください。


新年度が始まって3週間。

少しずつ仕事に慣れる一方で、
塵みたいな疲れがたまってくる頃。

GWを励みに

今日は遅くまで働き
21時半ころ、帰宅。

note記事のストックないぞ。
帰ったら、書かなくちゃ。

そう思いながら
玄関の扉を開ける。

「ただいまーー!!
 ああ、おなかへっ・・・・・・」


・・・はっ!!!!


ただならぬ雰囲気に
勢いよく言いかけたセリフを呑み込む。

目の前で、
妻と末っ子(小3の娘)が
睨み合いながら対峙していた。


イヤな予感・・・(苦笑)

妻「なんか言いなさい!」
末っ子「・・・」

自分は無言で
2人の間をすり抜け、
カバンを置き、
スーツから家着に着替える。

「うう、夕ご飯食べたい、
 お腹空いた・・」

心中おだやかではないのだけど、

妻と娘の張りつめた空気は
その何倍も穏やかでない。

カバンの中を整理しながら、
2人のやり取りに聞き耳を立てる。

事の経緯は以下のようだ。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
妻も仕事が遅くなって
(自分の少し前に)帰ってきたばかり。 
   ↓
娘が乱暴な言葉遣いで
「(妻のことを)お前!」と呼んだらしい。
  ↓
妻、激昂。
「親になんて言葉遣いをするんだ。
 謝りなさい!許せない」

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

あるあるですね(苦笑)


今日に限って、
いつも以上にへそを曲げている娘は
謝る気配ゼロ。

妻は妻で、
一歩も引く気がなく
「謝りなさい!!」
の一点張り。

自分は無言で炊飯器を開ける。
見事にカラだ。

続けて冷蔵庫を開けるが、
麦茶とヨーグルトしか入っていない。


「・・・そんなに謝れないなら
 家を出なさい。誰に育ててもらっているの?
 親に『お前』だなんて、絶対許さない。
 早く、出ろ!!!!」

ああ、これはマジで家を出るパターンだ。

麦茶でお腹を膨らませて、
ヨーグルトをかきこむと同時に、

バタンっ!!!!

と扉が閉まる音。

続けて、

ガチャッ!!!

と鍵の閉まる音。

妻はドタドタと三階に上がっていく。

・・・
バトンは自分に渡ったようだ。

うう、華金なのに。


ヨーグルトの容器を
ささっと水洗いし
プラごみに捨てて、
玄関へ。

ドアを開けると、
すでに50m先をスタスタ歩く娘。

夜の21時半を過ぎている。

家着のおじさんが
家出した娘を
そろりそろり追いかける。

そんな光景を
高校生カップルが物珍しそうに眺めていた
(のを、僕は自覚していた)

どれくらい夜道を歩いたかな?

言葉少なく、
たまにわき腹をこずいたりして
ちょっかいを出すが、

娘はプリプリして
「やめて!!」と怒るだけ。

娘に怒られるのは嫌いじゃない😄

小3の意地の持続時間は
10分~15分くらいだったろうか。

だんだんと
歩くスピードが鈍り、

ついに立ち止まったタイミングで、

「帰ろう。冷蔵庫にガリガリ君あるよ」


そう言って、
はじめて娘と向かい合い、
目線を合せ、
肩に手を置く。

「ねえ、
 ママに『お前』なんて言ったらダメだよ。
 ママ、悲しいじゃん」

そう言ったら、
目からボロボロ涙がこぼれだし、
体と声を震わせて

「だって!だって!
 ママだって言葉が乱暴だもん!」


「そうだよね、
 お互い、言葉が乱暴だったよね。
 だから、お互いに傷ついたんだよ。

 あやまろう。
 ママもあやまるよ。
 今頃、反省しているよ。

 家に帰ったら、
 しっかりあやまって、
 仲直りして
 
 ガリガリ君食べながら
 『コナン』見よ」

・・・・
その言葉には答えず、
自分には目もくれず、
娘はうつむいたまま、
自宅に帰っていく。


どんな会話をしているものか・・?



自分は、
すぐには家にもどらず、

ご近所の公園に行き、
時間をつぶした。

さっきの高校生カップルが
仲むつましげに談笑していた。


帰ったら、
案の定、

母親と娘、
ガリガリ君かじりながら、
コナンを見ていた。



特に
奇抜なオチも
展開もなくてごめんなさい。

ほぼほぼノンフィクションです(笑)

はあ、つかれた。


「ごめんなさい」


この一言を
素直に口に出すのは
骨が折れるし
時間もかかるものですね。


ささ、
夕飯食べたら、
note書こう。


最後までお読みいただき、
ありがとうございました。


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