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【どんな先生が信頼される?】やさしい人?おもしろい人?ちがいます!〇がある人です!

こんにちは!
初担任のサポーター、だいです!

この記事に興味を
もってくれたあなたは


初担任としての
生徒との関わり方に不安だから
入っていただいたんだと思います。


学校の先生は
勉強熱心な方ばかりなので


ここに辿り着く前に
たくさんの書籍や


SNSの投稿、周囲の先生から
教えてもらうなどして


担任として何をすればいいのか?
指導方法を学んだ
のではないでしょうか。



それでも不安が解消されず、
うまくいかなかったのなら


ずーっと悩み続けてきた
のだと思います。


生徒のために
本気で学んでいるのに


うまくいくのかな?と考え続けると
モヤモヤが消えずに、
本当に苦しいですよね。


『これもダメかも…
 これもダメなのかも…』


何をしたらこの子たちは
 話を聞いてくれるのだろう…?』


をくりかえしたのではないでしょうか。


分かります。僕もまったく同じでした。



だからこそ僕がそんな状態から脱却した


方法を皆さんに
お伝えしたいと思います。

みなさんのお力になれば
心からうれしく思います。


信頼される先生ってどんな先生?


みなさんは
どんな先生が信頼されると
思いますか?




優しい人?
温かい人?


面白い人?
特技がある人?

・・・違います!!!


もしみなさんが
上記の先生に


一生懸命なろうと
しているなら


まちがいなく
やめた方がいいです。



その努力は生徒に大きな違和感を与え

(この先生、何?
 コロコロ変わるじゃん)


(意味わかんない
 怖っ!)
と思わせてしまいます。

もし、みなさんの管理職が
職員会議で決まったことを


説明もなくひっくり返したら
どう思いますか?


信用できないですよね。




『意味がわからない!』と
管理職を信じられなくなります。

逆に普段はわからずやで
怖〜〜い管理職が


妙にニコニコ声をかけてきて
『大丈夫?辛いことない?』
とか言ってきたら


『何か裏があるのでは…?』と
疑いの気持ちしか出ません。


もっと酷い言い方をすれば
『気持ち悪っ!!』
とさえ思うでしょう。


学校の先生は
実は口が悪いですから笑



つまり
〇〇だから好かれる
なんてことはないんです。


これが理解できたら
あなたは今の自分を
ものすごく好きになれます。


あなたという人間を
とても誇らしく
思うようになります。



なぜかって?
僕がそうだったからです。


僕も優しい先生に
なろうとしました。


カリスマ性のある
すごい先生が夢でした。


でも、あっけなく
砕け散りました。


その時、今回紹介する
マインドを知って


ものすごく自分と
向き合うことができたんです。


僕はこんな良いところがある
僕はステキなところがある


よし!これならやれる!
と思うことができました。



そして生徒からの
信頼をつかみ取ったのです。


だから、次はあなたの番です。


どんな先生が好かれるのか?
一緒に考えていきましょう。



優しいだけでは務まらない。


管理職が優しい方だったら
みなさんも安心しますよね。


失敗しても怒られない。
悩みをいつでも相談できる。
理想的な存在だと思います。


でも、ただ優しい「だけ」の
先生にはある欠点があります。

それは強い指導ができない
ということです。


みなさん、優しい先生って
あんまり怒らないイメージが
ありますよね?

なぜだと思いますか?




それは何を
怒って良いのか


基準を持って
いないからです。


(あ〜。これって
 多分まずいよね〜)


(でも、調子が悪いのかも。)
(もう少し様子をみよう)


➡︎『大丈夫だよ!
  次がんばろっ!』
を繰り返します。


これも何度も繰り返すことで
いつかその優しい先生も


目の前のひどい光景に
『やばい!』
と思います。



急いで修正をかけますが
時すでに遅し。


この先生には
『何をしても大丈夫!』


という刷り込みが入った
ヤンチャな子には
全く指導が入らなくなります。


今さら怒ったって
何も通じません。


『前はこんなことで
 怒らなかったじゃん!
 意味わかんねえ!』


と言われて
火に油を注ぐだけです。


優しいだけでは
先生は務まらないんです。



厳しいだけでは慕われない。


さてその反対です。
厳しい人はどうでしょうか?


当然厳しい人は
そのスタンスで行く以上

そもそも生徒から
好かれることを
恐れない強さがあります。


生徒の話や
心の声に耳を傾けず


『だめ!』
『〜しなさい!!』
『どうしてできないの!?』
と叱ります。



本人は「正しい」つもりなんです。
もちろん「正しい」のかもしれない。


生徒もはじめは言うことを聞きます。
でも、言うことを聞く理由が


「正論」だから、ではなく
先生が怖いから、になると本末転倒です。


先生の高圧的な言動に
耐えきれなくなる子が
出てきます。


どんな子だと思いますか?
ヤンチャな子?


いいえ違います。
繊細でやさしい子です


先生の「上から目線」で指導する態度、
高圧的な言動は、


知らず知らず、
繊細な生徒の心を傷つけます。


そういう子は
前年度に全く予兆が
なかったとしても


突然、学校に行けなくなる
ケースは、よくあることです。


不登校生徒を対応
したことがある人なら
よくわかると思います。



繊細でやさしい生徒は
先生の言うことを
素直にまっすぐ受け取る傾向があります。


先生が言うことは「正しい」
それがいきすぎると、


できないことは「間違いだ」
という認識になってしまって、


そこから
「わたしはダメだ」
「学校に行きたくない」


という負のループに
はまってしまうのです。
そんな生徒が最近は多くなりました。


生徒たちのためを思って
あえて厳しくできる先生は
とかく「正しい」ことにこだわります。


その「正しさ」が
生徒たちも理解し納得できるのなら
問題ないです。


でも、


先生の「押し付け」と
感じられてしまったら、
学級経営は途端にしんどくなるし、


繊細な子ほど
まともに受け取りすぎて
不適応の症状を強くする傾向があるんです。


不登校生徒の指導は正直大変です。


不登校生徒を
心の底から


『なんとかしてあげたい!』
そう願ってはいます。


でも、ものすごく
その子に仕事の
時間を取られるんです。


これが本当にきつい。

放課後対応はもちろん
空き時間にもし登校してきても

なかなか授業には入れません。


その生徒1人のために
貴重な1時間を捧げないと
いけなくなります。



保護者とのやりとりも
密に行わなければなりません


そして何よりも
最も恐れないといけない
ことがあります。


それは、厳しくしてきた先生が
不登校生徒に「だけ」優しく関わっている。

このことをクラスの生徒が
知ってしまった時です。


不登校傾向の生徒は
デリケートな状態です。


よほど人の心がわからない
先生ではない限り


ていねいに、優しく
接することになるでしょう。



その姿勢は、ほかの抑圧
された子からすると

ものすごくひいきしている
ように見えるんです。


なんだよ!
あの子にはやさしくて
私たちには厳しすぎない??


そんな不満が噴出すると、
やがて学級は
手に負えない状態になります。


優しいよりも厳しい先生の方が
リスクが高いかもしれませんね。


なまじ「正しい」ことを
やっているつもりなので、
失望も大きいです。


そういう先生を何人も見てきました。


怖いですけど、真実です。
ではどんな人が好かれるのか

いよいよ次です。



軸がある人が好かれる。


タイトルの通りです。


その先生が1本きちんと
軸を持っている先生であれば
子どもはついていきます。


軸というのは
なんでしょうか?


軸とはあなたの
揺るぎない信念


そして先生としての
基準です。



あなたの中で


『これはOK!』
『これはダメ!』


という基準が
はっきりありますか?


それを生徒と共有し
同じ方向を向いていますか?


軸があれば
素は優しい先生でも


生徒が先生の
基準を超えるような


ダメなことをした時
毅然と叱ることができます。



例え厳しい先生でも
「適切な姿勢」で、
その理念に生徒が納得していれば


生徒の方が
適応してきます。


「適切な姿勢」とは、
先生が失敗した時


生徒に謝罪することができ
今後の思いを説明できる
力も含まれています。



そんな一貫した基準があれば
子どもは適応するんです。


だから芯からあなたを
変えないでください。


どうしたって
変わりませんから。


その時その時によって
あえて演じることは必要です。


でも、自然体で素のままが一番です。
普段のあなたで
生徒と向き合いましょう。


大丈夫。あなたがブレなければ
子どもは適応してきます。



僕もこのことに気づいて
僕の持ち味を活かした
学級経営をしました。


僕の持ち味は、やさしさと包容力、
そして、生徒の納得感を
一番にした指導ができること。


これを前面に出しました。


その結果、生徒のすがたが
大きく変わったのです。


あなたの持ち味はなんですか?


持ち味がない!なんて
言わないでください。


あります。
必ずあります。



優しいあなたが厳しくしても
怖くないです。


厳しいあなたが優しくしても
不気味なだけです。


あなたの自然体・素を
ベースにして


ほめる・叱る基準を示し
必要な時に演じれば
それでOKです!


そうすれば
あなたは無理に


違うあなたに
ならなくていいし


生徒たちは
そのままのあなたを
受け入れてくれます。


そのままのあなたを
今年の子が
受け入れてくれるなら


来年も再来年の子も
あなたを受け入れてくれます。


それって最高の
教員人生じゃないですか?


さいごに


いかがだったでしょうか?


今回は、
信頼される先生のマインドの大切さについて
お伝えしました。


マインドがいかに大切か
わかってもらえたと思います。
ノウハウもとても大切です。


でも、一人でノウハウを
勉強していても


そのやり方が
本当に合っているかどうか


誰かに見てもらわないと
わかりません。



我流で実践してみて
うまくいかなくて


すぐ次の実践に行って
次の実践に
振り回される子どもたち。


信頼関係ができていれば
子どもも許してくれますが


信頼関係ができていなければ
子どもは我慢できません。


耐えられなくなった
生徒の暴走を


なんとかしようと
悪戦苦闘しているうちに


ノウハウを学ぶ
時間も余裕も消えます。


気がつけば
学級が荒れ果てた
という
先生方を僕は見てきました。



正しい方法を知っていて
一緒に課題を考えてくれる人と
共に実践と修正をくりかえす。


その行動が年度末に
『先生になって良かった』


と言えるゴールへの
最短ルートです。


生徒と同じ方向を向いて
一緒に頑張ることができれば、


生徒は本当にかけがえのない存在です。


自分が働きかけたことや
自分の言動で成長する姿も楽しいし


自分が思ってもいないところでの
成長を感じることができる


とても素晴らしい職業だと
私は感じています。


みなさんも、ぜひ生徒と
素晴らしい時間を過ごして


学校の先生というステキな人生を
過ごしてもらえたらと思います。


最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!


P.S.

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