新年度になりましたので家を見直してみよう
新年度に入り、環境が変わった方はそれどころではないでしょうが、
それほど変わっていない方はこの機会に自分の身の回りの環境について、見直してみませんか。
■今の家ってこうだよね
1、不安なことはありませんか
この四月で今のお住まいは何年目になりますか?
持ち家だったら築年数、賃貸だったら入居後の年数、がしばらく経過すると、あちこち不具合が出始めるので、何かとご不安もあると思います。
しかし、そもそも、形あるものは必ず劣化しますので、
そのことを忘れていたのか、見て見ぬふりをしてきたのか、
分かってはいたはずのことです。
それを誰からも責められることはありませんので安心していただきたいですが、まずは、どんな不安を感じているか、これからどんなことが起こるだろうか、リストアップして見ることから始めてみましょう。
2、将来この家をどうするか
色々と不安などをリストアップしていくと、
それらを解消するためにはそれなりの労力と費用が掛かることが想像できると思います。
すぐに準備が整うなら良いですが、
一般的には数ヵ月、数年、十数年かけて準備を整えていくことになりますが、そもそも、十数年後にその家に住み続けているでしょうか?
将来、どこに暮らすかと言うのは、住まいの計画の最大のポイントですので、意識しておくと良いと思います。
■ひと手間で家が変わる
1、手を掛けたか掛けていないかで変わる
不思議なもので、
人が住んでいない住宅の方が劣化が早いと言われています。
それが分かっていても空き家が増えていくのが今の日本の現状です。
一方で、人が手を掛けた住宅よりも手を掛けていない住宅の方が劣化が早いことが周知の事実にもかかわらず、日本ではあまり家に手を掛けない傾向があります。
例えプロではなくとも、ご自身でも家の手入れは出来ます。
良くあるのが、設置して数年で朽ちたウッドデッキです。
なぜ、劣化が早そうなウッドデッキを設置したのに、手入れをしないのか不思議ですが、少し街を歩くだけでも手遅れになったウッドデッキをいくつも見かけることが出来ます。
また、バルコニーも頻繁に防水のメンテナンスが必要なことはネットなどでもあちこちで書かれているのに、放置しているご家庭も多いです。
どちらも、道具と塗料さえ揃えれば、ご自身でメンテナンス出来ます。
2、雑然としたお庭は他人に良く見られている
キャンプブームが去り、たくさんのアウトドアグッズが家の収納や物置を圧迫していませんか?
収納は有限ですので、溢れ出した物たちが庭に並び始めると、お庭が魔境と化していきます。
家とブロックの隙間に物が置かれると移動が出来なくなり、雑草が生えっ放しになり、湿気が溜まり、虫、カビ、菌などあまり来てほしくない物たちが集まってきます。
そして、何より、周囲からの目に晒されます。意外と見られています。
お忙しい場合には、清掃会社、便利屋さんなどでも庭の片付け、雑草抜きなどを引き受けてくれるそうですので、ご依頼してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、
雨の降った次の日は土が柔らかくなるので雑草が抜きやすいですよ。
3、お気に入りの物を飾ると気分も変わる
絵画でも、写真でも、植物でも、家を自分好みに