ああ、青い。
歳を重ねて残ったものは、ああ言えばこう思われるだろうからの忖度と
どこか知らない誰か、もしくは知っている誰かの分かりもしない感情への気遣い。似たようで違うもの。
一体誰に対しての想いなんだろう。
少しばかりセンチメンタルなのは
mixiを久しぶりに見たから。
大学生の頃か。
一度消したmixi。
今残る日記は復活してからのもの。
なぜ消したかって、
関係をリセットしたかったから。
今思えば、誰が見たかわかる足跡は少しの安心感に繋がってたのかもしれない。
話は戻って、
自分には合わないサークルに入って、どうにか関係を築こうと思っても無理なものは無理。いろんな人とうまくやることが嫌になった結果。
綺麗な先輩とのお別れは寂しかったけど。
部活にもサークルにも入って欲が深いぜ。
自分の日記。昔はよく書いていた。
そこが一つの自分の表現だった。
思っていることはあまり言わない。言えないんじゃないんだからっ。
わかってほしい訳じゃない。根底に人は人で、その人が自由でいてくれたらいいなって思ってる。
だからよく何考えているかわからないって言われるし、優しいって言葉をもらう。そう捉えてくれるあなたが優しい。
精一杯の強がりです。
ずっと同じことの繰り返し。
でも繰り返すからといって同じ形には決してならないこの不思議。
砂時計も落ちて溜まっても同じ砂だったとしても落ちる順番はきっと違う。
似たような形でも積み重ねる順番がちがければ、
似た人にはなるけれど、想いは全く違う。
似た人ってそういうことなんだと思う。
ひっくり返せばまた動くんだよ。
でも結婚しちまったぜあんちくしょう。
取り返しのつかない年になってきたんだなってことと
自分に少し酔えそうな、昔の自分からのちょっとだけニヤついた視線が心地い。
こんな夜は散歩なんかしちゃって、あの時の曲でも聞いて思いっきり酔ってしまおう。
一瞬の記憶を飛ばすのはこんなにも簡単なのに、
大事なものは消えないから、本当うまくできてるよ。
あの時の後悔も、発さずに飲み込んだ言葉も
きっと言って欲しかったであろう言葉も
わかっているからと言って、体の外には出てこないんです。
出てこなかったら
ずっと居座っていて、たまーに土足でベタベタ走り回るから、
時たま拳を握りしめて全身から声にならない声出てくる。
黒歴史を思い出した時の体の反応に少しばかり似ているあの感じ。
おかげで唇パックリ言ったよ馬鹿野郎。
いつかの痛みはこうやって返ってくるんですね。
太るのにも金はかかって、
お金をかけて記憶をなくして、
記憶は消えて脂肪は残る。
残った脂肪で、愚かな自分の存在に気付く。
築いていくのは不名誉と太った友人との妙な安心感。
大人はいいよね、嫌なことがあったら飲んで忘れられるんだからさ
いつだかこんなこと言ってたあいつに
グーチョップしてやりたい。
何も忘れねえよ。忘れねえから幸せなんだよ。
たまに心がかき乱されるような、そんな思い出があることがハッピーで
どこで何をしているかもわからない登場人物が
ハッピーでいてくれたらいいな。
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