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ワインイベントレポート:山梨ヌーボーまつり2022

山梨ヌーボーまつり2022に参加してきました。
今回はその様子をレポートします。

■イベント概要

日程:2022年11月3日(木・祝)
時間:[午前の部] 10:00~12:00
   [午後の部] 12:30~14:30
場所:日比谷公園
   試飲は第二花壇(芝生広場)、ワイン販売は噴水広場で行われます。
住所:東京都千代田区日比谷公園1
料金:2,600円 (ワイングラス、試飲チケット10枚、おつまみ付)
定員:各回1,500名
※雨天決行。台風等荒天の場合は中止

出展ワイナリー(36社)
甲府ワインポートドメーヌQ
白百合醸造
シャトー酒折ワイナリー
マンズワイン
モンデ酒造
くらむぼんワイン
北野呂醸造
岩崎醸造
まるき葡萄酒
ショープルドメーヌヒデ
東夢
メルシャンシャトー・メルシャン
勝沼醸造
甲斐ワイナリー
駒園ヴィンヤード
サントリー登美の丘ワイナリー
蒼龍葡萄酒
笹一酒造
丸藤葡萄酒工業
本坊酒造マルス山梨ワイナリー
錦城葡萄酒
盛田甲州ワイナリー
フジッコワイナリー
東晨洋酒
サントネージュワイン
大和葡萄酒
敷島醸造
アルプスワイン
シャトレーゼベルフォーレワイナリー
サドヤ
麻屋葡萄酒
ルミエール
ニュー山梨ワイン醸造
シャトー勝沼
塩山洋酒醸造
サン.フーズ

「山梨ヌーボー」とは
「山梨ヌーボー」とは、山梨県内で今年収穫されたぶどうで、主に白ワインとなる品種「甲州」または、主に赤ワインとなる品種「マスカット・ベーリーA」を使って醸造された新酒ワインのこと。毎年11月3日が解禁日とされています。

https://www.yamanashi-kankou.jp/special/yamanashi_nouveau.html

開催を見送られていた「山梨ヌーボーまつり」。
こちらのイベントも今年再開です。
日本のワインに興味を持つきっかけになった一つのイベントです。
コロナ禍以前に参加していた時には、ワイナリーなどはてんでわかっていませんでしたが…。
この3年近くでワインのメモもとるようになり、少なからず山梨ワインも飲んでいます。
以前とどのように景色が違って見えるでしょうか。

■現地の様子、雰囲気


例年、混雑する印象だったので、早め(受付20分前)に到着したところ、すでに行列。
パッと実50人以上?でしょうか。
中には、「前売り券買ってるのに並ばないといけないの!?」と怒っていた人がいましたが、…まぁ、現地でのスムーズな動線、待機時間の解消のために前売り券を買ってるのに、という気持ちはわからなくはないですが。
受付開始したら、充実した受付レーン(8つくらい?)の結果、スピーディな流れができていました。
自分も運営側に回ったことがあるからこそ感じますが、すばらしくスムーズな受付でした。
ここでひっかかるとお酒のイベントの記憶で必ずノイズになるんですよね。「入るまで大変」って。

配布されたつまみは大正義であるチーズ

受付した後、備品を整理。
専用のグラス(プラスチックなので落としても大丈夫!)をもらったり、チケットをもらったり、リストをもらったり。
受付時間が少し早まった結果、イベント全体での立ち回りを考える時間になりました。

かつ、未来日記のように、“先にお土産になりうるワイン”を買っておきました。

会場は、過去のイベントでは、物販ブースが広がっていたところでテイスティングをしていますが、今回は芝生広場がテイスティングの場所がお酒OKな場所になっていました。
どうやら、飲酒許可をとっているスペースの関係の様ですね。なかなか大変だ。
そうすると、ブースの外でレジャーシートを敷いている方たちは、表向きは「イベントには参加しておらず、たまたまあったワインを飲んでいるだけ」という扱いになるのでしょうか。
・・・そうかそうか、つまりそういうことか。

開始時間前から特定のブースには結構な行列です。
並んでるのが、値段が高いものか、スパークリング、というのがなかなか。
11月とは思えない様な季節外れの暑さも影響しているでしょう。
(なんならビール飲みたい

会場にいた方が話していた、「知らないやつが美味しいのがある」というのがなかなか興味深いですね。
銘柄とか、値段じゃないですしね。気になるものを選べばいいよね、と思う次第。
参加者は年齢層も幅広く、男女比もそこまで偏りも感じませんでした。
中には、「え、山梨のワインしかないの?」とおっしゃっていた方もいましたが…。(何をみて参加したのか)

■飲んだお酒リスト

もちろんすべて山梨県です。

丸藤葡萄酒工業 ルバイヤート 新酒 甲州 辛口 2022
丸藤葡萄酒工業 ルバイヤート 新酒 マスカットベーリーA 2022
本坊酒造マルス山梨ワイナリー シャトーマルス 牧丘甲州 2022
本坊酒造マルス山梨ワイナリー 一番収穫 巨峰にごり
フジッコワイナリー フジクレール クラノオト デラウエア 2022
アルプスワイン Fox Village ひだまりの巨峰ヌーヴォー
アルプスワイン Fox Village 甲州ヌーヴォー
株式会社サドヤ ヴァン ロゼ 2022
麻屋葡萄酒 あさやヌーボー 甲州 2022
麻屋葡萄酒 あさやヌーボー ベーリーA 2022
塩山洋酒醸造株式会社 甲州おりがたみ 2022
塩山洋酒醸造株式会社 ベリーアリカント 2022
笹一酒造 オリファン 甲州 2022
笹一酒造 オリファン マスカット・ベーリーA 2022
駒園ヴィンヤード株式会社 PONY ubu ペティアン 甲州 2022
駒園ヴィンヤード株式会社 PONY ubu ペティアン ロゼ 2022
マンズワイン マスカット・ベーリーA プリムール 2022
マンズワイン 甲州 プリムール 2022
甲斐ワイナリー かざま甲州 辛口 2022 新酒
甲斐ワイナリー かざま甲州 やや甘口 2022 新酒

同じイベントに参加した人から見れば、どんな動線で動いたかが丸わかりです。
会場に来ているワイナリーも、まさに山梨オールスター感がすごいですね。
今回のテーマとしては、知っている・飲んだことのあるワイナリーを最優先にしていきました。
飲んだことのあるものと、ヌーボーとでは印象がかなり違いますね。
全体的にはフレッシュさが際立ち、味もそのニュアンスが強かったですね。特に白。
甲州、マスカットベリーAが中心ですが、その中にしれっと混ざる巨峰のワインがなかなかの変化球で面白い。
途中で、チケットが風に飛ばされて2枚ロストしたのが本当に悔やまれる。。。。開始早々追加チケット(レートは5枚1000円!)買ったのに。。。しょんぼり。。。

■終わりに

山梨のワイン、かなり面白いですし、レベルも高いことを再認識しました。
参加者としては、日本酒のイベントのノウハウを無意識に使っていたのは、経年の経験の影響でしょうか。
潰れている人もいましたが、大丈夫でしたでしょうかね。。。

ではでは。

余談ですが、JRで売っているこのお水の蓋システムが素敵
蓋と本体が一緒になっていることのすばらしさ。

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